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2007年8月 4日 (土)

D.I .Y. スキー靴の“シェル出し”②

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :★★☆☆☆(ブーツがダメになっても保障しません!)


道具が揃ったら、まずシェルを出す位置を正確に割り出さねばなりません。

(使用するのは)
①小さなネオジウム等の強力磁石2個(ピップエレキバンでも場所により使用可能かもしれません?)
ダーマトグラフ(色鉛筆等でも可)
③テーピングテープ

Innermark

できれば1回ブーツを使用し、足の当たる部分を確認してからインナーのみを履いてみます。
そして、当たる場所をインナーブーツにダーマトでマーキングし、そこに強力磁石をテーピングテープで貼り付けます。
その状態でインナーをシェルに入れ、シェルの表面から別の強力磁石を近づけるとインナーに貼った磁石の位置にピタリと張り付きます。
シエルのその位置にダーマトグラフでマーキングします。(→下の写真)

これで、正確にあなたの足の当たる部分がシェルのどの位置に対応しているのが割り出されたことになります。ちなみに、この磁石を使う方法は私のオリジナルアイデアだと思っています!

ただし、内踝や舟状骨の場合は足が内転することを考慮して、その位置から5~10ミリ程下の位置を加工したほうが良いと思います。

Bootsmark
(マークの位置がずいぶん上のように感じるが、これが舟状骨の正しい位置)

さて、これで準備は整いました、次回は実際のシェル出し作業について解説します。

ブーツのシェル出しは本来、足の骨格と運動を熟知しスキー技術に長けたプロが、シンデレラフィットシステム等の専用の道具を使用して行う技術とされています。
しかし実際には、フィットするまで何度でも嫌な顔一つせず誠実に対応してくれる方もいる一方、長々と薀蓄を語る割には値段不相応なかなり中途半端な仕事しかしてくれないプロもいるのです。
競技用のブーツならいざ知らず、スキーツアー用のランドーネブーツの当たり解消程度でしたら、正確なシェル出しの位置さえ判れば、足の当たる状態を一番知っている自分自身で作業を行ったたほうが、納得のできる仕上がりが期待できると思いませんか?
私はこれまで10足以上のブーツを加工してきましたが、失敗した事例は皆無です。

続く!

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