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2007年11月 9日 (金)

D.I .Y. サーモインナーを焼く ②

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :★☆☆☆☆


足の準備が整ったら、いよいよサーモインナーを加熱して軟らかくする作業に取り掛かります。

今回はやや専門的な道具を使用する方法、次回は誰でも家庭にあるもので成型を行う方法と、2回に分けてご紹介します。

私は、専用のインナーオーブンの代りに職場のラボにある正確な温度管理の出来る定温乾燥機(試験管やビーカーを殺菌乾燥させる機械、画像↓)を借りて使っています。
これと同様にインナーブーツ全体を偏り無く100℃位の定温で温められる物であれば大型の厨房用オーブンなどでも可能かもしれません。(サーモインナーには自宅の洗濯乾燥機で成型ができると英文マニュァルに記載されているものも過去にはありましたが、通常のサーモインナーは日本の洗濯乾燥機では温度が低すぎて成型は困難だと思います)

Inneroven1 Inneroven2

ブーツのマニュァルには、成型専用のインナーオーブンを使う時の温度と加熱時間が記載されていますので(ガルモントの場合は120℃で15分)その指示に従って定温乾燥機のサーモスタットとタイマーをセットして加熱します。
マニュァルに記載のない場合は、メーカーか代理店に問い合わせればよいのですが、そこまで神経質にならなくても、大体100~120℃で10~15分とアバウトに考えても大きな失敗はしないと思います。

〈注意点としては〉

・必ずインソールを取り外しインナーブーツ単体で加熱する
・加熱し過ぎや部分的な過熱には注意(調理用オーブンは使用しないほうが無難)
・初めは片足ずつ成型したほうが安全確実
・ヒートライザー(熱風式)専用で、インナーオーブン不可と指示のあるインナーは次回記事「DIYサーモインナーを焼く③/専用の道具を使わずサーモインナーを成型する・・」の方法で対応してください
注意するのは上記くらいで、あとは特に気を使う作業ではありません。

Innerovenboots Innerfoot

この加熱作業をしながら、トーキャップとパッドを貼った足に、パッドがずれない様に普段使用する靴下より心持ち薄めの靴下を履いておきます。
次に、所定の加熱が完了したインナーに素早くインソールを入れ、シェルにセットします。(インソールを足にテープ固定して、その上からやや薄手のソックスを履いても良い)
そして、注意深く自分の足をブーツに入れ、インナーのベロの部分が正しく中央に位置しているかを確認して、バックルを通常の強さで留めて作業完了です。

また、このインナー全体を加熱する方法だと上部まで軟らかくなりますので、最上段のバックルを強く締めるとインナーの縁が外側に開いてしまう恐れがあります。これを防ぐには、不要のパンストを適当な長さに切った物をインナー全体に被せたり、ソックスを輪切りにしたものをインナーの上部に被せたりすると良いでしょう。

後は、インナーが冷えるまで20分位そのまま履き続けておけばよいのです。
もう少し丁寧な方法もあるのですが、以上の方法で必要にして十分だと思います。

さて、次回は特別な道具を使わずにサーモインナーを成型する方法をご紹介します。
続く!

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