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2007年12月13日 (木)

DYNAFITのクトーを改良する

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


DYNAFIT・TLTビンディング用のクトーも昨シーズンからずいぶん改良され、かなり実用的になりました。
クトー自体もずいぶん丈夫な構造になり、ビンディング側の金属製の補強も加わり破損の心配は限りなく小さくなったようです。
また、82ミリと92ミリ幅の2種類がありセミファットスキーまでクトーの装着が可能となりました。(下部画像のK2のMt.Bakerまでは使用可能でした)

Dkuto1 Dkuto2
(左画像は新旧のクトー、右画像は裏と表から見たクトー取り付け部の補強金具)

しかし、残念ながら購入してそのまま箱出しの状態で能力を十分出し切れるかというと、残念ながらそうではないのです。
このクトーはスキーのデッキ面に載ったかたちで装着されますが、構造上クトー上面とソールの間にはかなりの間隙があって、実際にソールでクトーを踏んでもこの間檄分クトーに遊びができ、クトーの爪が雪面に刺さる長さが短くなってしまうのです。
また、このクトーを流用するテレマークビンディング等では、さらに有効に爪の長さを活かし切れなくなるようです。

Dkutogap
(ソールとスキーの間の間隔の分だけクトーが雪面から逃げる)

そこで私は実際にクトー上面とソールの間隔を測って、ちょうど良い高さになるよう低温に強いPP(ポリプロピレン)ブロックを角柱状に削り出してビス留しました。(→最上部左の画像も参照)
これで、クトーとソールの遊びを殺し、爪の長さを完全に有効に生かすことができます。
まあ、この状態でもクライミングサポート(ヒールリフター)使用時には極めて効きが悪くなりますが、それでもオリジナル状態より少しはマシでしょうか?
(どうしてもクライミングサポート使用時に効くクトーをお探しでしたら後日紹介予定のVOILEのスキークランポンを使用する以外ありません)

Dkuto3 Dkuto5 Dkuto4
(PPブロックがあるとクトーがしっかりと踏み込めるのが理解できると思います)

また、私は削り出しのパーツを製作しましたが、既製品で“プラ足”や“ゴム足”と呼ばれて秋葉原の部品屋などで売られている電子機器の筐体の底部などに使われる円錐台形の部品を使うと手軽に同様な改良が可能だと思います。

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