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2007年12月 5日 (水)

DYNAFIT/ヒールリリーサーの製作

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆

DYNAFIT ビンディングの最大の弱点の一つが、滑降モードから歩行モードへの切り替えの時に、一度スキーを脱がなくてはならないと言う事でしょう。
(この弱点さえ愛おしく思えるようにならないと、真のDYNAFITファンとは言えないのです・・・!)

実は私もディアミールから乗り換えた当初、ずいぶん違和感がありました。
しかし「惚れてしまえばアバタも笑窪」で諦めていましたが・・・それでも、これを何とかしたいと思うのが工作マニアの真骨頂!
で・・・“ヒールリリーサー”なる道具を考案し試作してみましたのでご紹介します。

当初にスネイルカム方式で創ってみたのが下の画像です。
スリットを片方のピンに入れて梃子の原理でレバーを倒すと、カムの作用でピンが開いて踵が開放される構造です。
素材は硬度の高い7075-T6アルミの3ミリ厚ですが所詮アルミはアルミ、ステンレス鋼のピンと擦れるので、長期間の使用では滑り面が磨耗しそうです。
とはいえ、十分実用にはなりました。

Hrc1 Hrc3 Hrc4 Hrc2
(中央の2枚の画像のようにレバーを倒すとピンが開く)

1号機を使用してみた結果、もう少し簡単な構造でも実用可能なものができそうだったので創ったのが下の画像のウェッジ方式のヒールリリーサーです。
大きい方が試作型で、より小さなのが実用機です。(画像で細引きでつながっているのは歯ブラシを短く切ったもので、トーピースなどに雪が付着した場合ヒールリリーサーの角とこのブラシで取り除く為で、ヒールの開放とは無関係です)
また、一方の面が凸凹に加工してあるのは、このほうがビンディングのピンと噛合って梃子の作用を補強できると考えたからです。

Hrw1 Hrc6
(上から差し込みこじって、くさびの様にピンを開く)

実は、この実用機も昨年2回ほどのツアーでしか使っていないのですが、ディアミールのようには行かないものの、一旦靴を脱ぐよりはずいぶん楽に感じました。
簡単な工作ですからDYNAFIT愛用の方は試してみたらいかがでしょうか。

Hrc5

今シーズンはチタン製のこのタイプで、横方向から見た時に「くの字型」に曲がった操作のしやすいモノを創ろうと思っています。(7075-T6アルミは曲げようとすると折損するのです)

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