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2008年1月25日 (金)

今度は“BDとLIFELINKの”合体だ!

便利度 :★★★★★
工作度 :★★★☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆


山スキーや山ボードに、ピッケルを持っていくかどうかで山行の度に頭を悩ませるのは私だけではないはずです。
私も迷った時にはピッケルを持参するように心がけてはいますが、持って行っても結局使わないことも多く、また持って来なかった時に限ってしょっぱい場面に遭遇する事があるような気がします。(まさにマーフィーの法則といった感じですね・・・)

しかし、そんな時にセルフアレストポールがあれば、このような悩みは半ば解決したも同然でしょう。
現在セルフアレストポールは、BDの“ウィペット”LIFELINKの“クロー”そしてグリベルの“コンドル”と3つの選択肢がありますが、敢えて私はこのBDとLIFELINKの2種類のスキーポールを合体させることを試みました。

Imgp1564

(↑合体が完成した状態)

さて・・・・、話せば長いのですが、20数年以上昔、私が山スキーに熱中していた頃、“LAMER”というアメリカのガレージメーカー(失礼!)が非常にユニークな山スキー用品をいくつも開発していました。
その中で私のお気に入りだったのが“クロー・ポール”と名付けられたスキーポールだったのです。
当時は唯一だったセルフアレストグリップ、半球形のクローバスケット、そしてグリップを外して2本を連結するとアバランチプローブになるという、荒削りながら現在の多機能ポールの先駆とも言うべきユニーク且つ前衛的な製品でした。
私も愛用していて、何度かこのセルフアレストグリップのおかげで命拾い?したのを思い出します。

その後折れたり曲がったりでこのポールは引退しましたが・・・それから二十年・・・、過日、北米の某山道具屋で日本の山道具屋ではあまり目にしないライフリンクの“クロー・グリップ”をあらためて手に取りびっくりしました。なんと細部以外あの懐かしいLAMERのクローポールのグリップと瓜二つだったのです。(たぶんLLがLAMERから意匠権か何かを譲ってもらったのでしょう?)
懐かしさもあって、グリップ付きの上段ポールだけで確か30数ドルと結構高価でしたが即大量?購入しました。
しかし、このグリップはスキーポール専用で山スキーには良いのですが、山ボードで使用する時には、3段式のポールのようには短く収納することはできないという問題もあったのです。

Imgp1566


そこで・・・お決まりの改造です・・・
山スキーでお気に入りのBDのAJプローブ・ポールの上段にこのセルフアレストグリップを移植することにしました。こうする事でセルフアレスト機能を持ちプローブにもなるという、ライフリンクのオリジナルと同様の機能に加え、後述のBDのトレッキングポールの中下段と組み合わせて、短く収納できるという新たな機能を持たせることができると考えたからです。

ライフリンクの上段ポールは楕円形をしていますのでグリップの穴も楕円です。先ずこの楕円のパイプを引っこ抜かなくてはなりませんが、これが結構大変でした。
次に、グリップの楕円穴をBDの上段の直径16ミリに合わせて拡大します。大径の木工ドリルで荒削りをしてからサンドペーパーを巻いたシャフトをドリルに付けて仕上げました。
上段ポールの末端には自作のアルミ製のエンドプラグを嵌合してカシめ、グリップとビス固定できるようにしました。
仕上がりは画像の通りですが、実際の使用感としては雪面にツメを効かせた時BDのウィペットよりも安定感があってかなり良好です。

また先にも述べましたが、今回改造したBDのAJプローブ・ポールの上段は、BDのトレッキングポール“トレイル”の中段・下段と組合せることも可能ですので、山ボードの時にコンパクトにザックに装着できる3段伸縮のスノーシューポールとしても使えることも、この改造の大きなメリットです。(従来の上段ポールの外径が18ミリの3段式BDエクスペディションポールの中下段は、このプローブポールの上段とは組み合わせできません!)

Imgp1567 Imgp1568
(左・BDのトレイル、右・プローブポール“改”とトレイルの中下段の組み合わせ)

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