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2008年1月17日 (木)

VOILEのクトーは好いですよ!

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


山スキーの必需品とまでは言えないかもしれませんが、気力・体力とも中高年の私にとってクトー(スキーアイゼン)は欠かせないツアー用具となっています。

さて、クトーの取り付け方は概ね次の3タイプに分けられます。
①ディアミールやジルベに代表されるような靴と一緒に上下するタイプ
②DYNAFITやBURTONのスプリットボードのように前端を可動式ヒンジで板に固定するタイプ
③以前のPETZLや大昔のEMERYのように完全に板に固定するタイプ

それぞれに長短があるのですが、私のようなスピードより安全性を重視する山スキーヤーには、歩く時の抵抗になっても③の完全に固定されるクトーがベストだと考えられます。
また、クライミングサポート(ヒールリフター)使用時に有効なのはこのタイプしかありません。このメリットは非常に大です!

とは言え、このタイプは意外と種類が少なく、古いPETZLのクトーを使いまわすか、松本市内の山スキーの老舗“ブンリン”取り扱い?のPETZLのコピー商品を使うかしかありませんでした。
しかも、今流行のファットスキーに対応できるクトーとなると皆無と言ってよく、使いたくても使えないと言うのが現状だったのです。

しかし、昨シーズンアメリカの“VOILE”から“スキー・クランポン(日本のカタログではユニバーサル・テレ・クランポン)”という率直な商品名で、かなり良さそうな製品が発売されたので早速購入して使用してみました。
結果は予想以上に素晴らしいものでしたので、自信を持ってご紹介します。

Vkuto3 Vkuto1
(注!右画像のTLTバーティカルはVOILEクトーを母指球位置で使用するため全長の短いコンフォートのベースに換装してあります)

【良いところ】

*大きさも2種類(↓画像、青・92mmと赤・112mm。赤)あるのでかなりのおデブちゃんスキーにも対応します。(私のVOLKL/GOTAMAにも余裕で対応しました)
Vkutosm

*クライミングサポート(ヒールリフター)使用時にも完璧に効く!。

*タグの台紙が厚紙の取り付けゲージになっていて位置決めも簡単。
Vkutogage
(注意!!付属のビスは長めなので薄めの板に取り付ける場合はカットを要する)

*クラスト面でも良く効く。

*キックターンの時に安定感がある。

*脱着が簡単で、スキーを履いたままでも何とか可能。


【気になるところ】

*下駄のあるテレマーク・ビンディングやDYNAFITには問題なく使えるが、ディアミールについてはフリーライドだとギリギリ使えるものの、エクスプローラーではバーに干渉してしまいます。
(ジルベやナクソーについては不明/情報求む!)


*このタイプの宿命として、注意して歩行しないと引っ掛ける恐れがある。

*自分で取り付けできない人は、販売店に取り付け料を払って依頼する必要あり。

ベース部分だけパーツ販売が無い。あれば、1つのクトーを複数のスキーで使い回せるのにそれが無かった!(昨シーズン)
これは代理店に強く要望したいですね!(海外ではベースだけでも売っています)
Vkuto2
(クトーの右、スキーに固定されているのがベース部分)

しか~し!!!残念ながら要望したくても、代理店の“某Mスポーツ”がVOILEの取り扱いを止めるそうなので、何処が代理店契約を結ぶまではベース部分はおろか、本体すら入手難となるかもしれません。

Vkuto6
(見つけたら大人買いしときましょう!)

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