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2008年2月 2日 (土)

超便利!新型スキーシール・トリムツールを作る①

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆

Cut0
(新型トリムツールの外観)


最近のスキー、特にカービング系の板で効率的にシール登高をするためにはスキーのサイドカーブに合わせてシールをカットしなければなりません。
この作業はかなり面倒ですし、屋内で行うと細かい毛が飛び散って奥さんから大顰蹙を買うことになります。
どのくらい面倒かは、参考として正しい手順を書いておきますので、まだやった事が無い方は想像してみてください。

【シールカットの手順】(エッジを2ミリ出す場合)
①カットするシールをスキーのセンターに正しく貼る
②右側をカッターかトリムツールでエッジのサイドカーブにに沿ってカットする
③切断面の遊び毛を掃除機で吸い取ってから一度シールを剥がす
④カットした側を2ミリ、エッジが見える程度内側に貼り直す
⑤反対の左側をカッターかトリムツールでエッジのサイドカーブにに沿ってカットする
⑥切断面の遊び毛を掃除機で吸い取ってから一度シールを剥がす
⑦今度は左側のカットラインを左エッジより4ミリ内側になるように貼り直す
⑧右側にはみ出した2ミリのシールをエッジのサイドカーブにに沿ってカットする
⑨切断面の遊び毛を掃除機で吸い取ってからシールを剥がす 
⑩もう一度貼って正しくカットされているかチェックする →完成!

㊟エッジを出さずにスキー幅一杯でカットしても良いのですが、シールが伸縮したり若干曲がって貼れてシールがエッジよりはみ出ると、剥がれの原因になるので最低片側1ミリはスキー幅よりも狭くカットすることを勧めます。

㊟上記③の後、カットした右側を4ミリ内側に貼りなおしてから左側をエッジに沿ってカットしても一応両側に2ミリずつエッジは出ますので実用上は問題ありませんが、この方法だとセンターがややズレますが実用上はこれで問題ありません。
また、初めから心持ちオフセットさせて貼り上記と同様に、最初カットした側を4ミリ内側に貼りなおしてから反対側をカットすれば、ほぼセンターの合ったトリミングができますので、私は普通この方法を採っています。


手順に慣れてしまえば簡単な作業ですが、かなり時間と手間の掛かる作業であることにはかわりありません。
シールのカットにはBDやG3のクライミングスキンに付属のシール(スキン)トリマーを使うのが簡単ですが、スキーを縦に固定可能なバイスがあれば大型のオルファ・カッターをエッジに沿わせて一気に切ってしまったほうが手っ取り早いかもしれません。

Cut1
(普通のカッターと専用トリミングツール)

また、トリマーの付属していないシールやロール売りのシールを買った場合には、オルファ・カッターを使うか数百円払ってシールトリマーを買うしかありませんが、既製品のトリマーも今ひとつ使い勝手がよくありません。
そこで私は数年前から下の画像のような自作のトリマーを作って便利に使用していたのですが、たとえこれを使ったとしても、上記のような手間の掛かる作業の工程から開放される訳ではありませんでした。

Cut2 Cut2b
(自作トリムツール1号機・カッターの刃の後方の突起はエッジガイド)

そこで、一発で任意の長さだけエッジの内側でシールをカットできるデバイスを作ろうとして、完成したのがこの、新型“スキーシール・トリムツール”なのです。
これだと、一度シールをスキーに貼れば、剥がしたり張りなおしたりすること無く、一発でエッジより任意長内側までの幅でシールをカットすることができます。

Cut4 Cut0_2
(新型トリムツールは完成するとこんな感じになります)

構造は画像をご覧になれば分かると思いますが、2個のアルミ製Lアングルの間に0.5ミリ厚のステンレス板をセパレーターとして挟み、オルファ・カッターのアートナイフの替刃を取り付けただけのシンプルな構造です。
エッジガイドになるアングルには長円穴を開け0~5ミリまで任意の間隔で刃の位置を変えられるようにしました。
私は2ミリにしていますが、通常は1~3ミリの範囲とするのが妥当でしょう。

Cut3 Cut Cut5
(左画像はパーツ構成、中・右はカッター部分)

また、1号機では裏表を逆にして使用することで左右のサイドを毛並みに沿って順方向にカットできるようになっていました。
しかし、新型では構造上それができませんので、両方向に刃の向きを変えられる構造にして対応してあります。(↑画像、中央)

続く・・・(私の稚拙な文章表現では理解が難しいかもしれませんので、次回はデモ画像を掲載する予定です)

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