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2008年3月19日 (水)

ディアミールのヒールレバーに安全対策を!

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆

山スキー用のビンディングで最高のシェアを誇っているのは、依然としてフリッチの“ディアミール”のようです。
長いこと基本設計を変えず、マイナーチェンジの繰り返しで些か飽き飽きした感もありますが、使い勝手や開放機能の安定性、ランドーネブーツとアルペンスキーブーツの両方に使用できる融通性など、依然定番として売れ続けているのは、やはり総合的に優れた機械ということなのでしょう。
正しい例えかは判りませんが、これと言った特徴は無いのに圧倒的な信頼性を持っているHONDAのスーパーカブのエンジンのようなモノでしょうかね?

私は、最近の山スキーでは軽量なDYNAFITのTLTビンディングをメインに使用するようになりディアミールの出番は少なくなりましたが、ゲレンデや短いツアーなどでは今でもこの使い勝手の良いこのビンディングを多用しています。

さて、この定評ある“ディアミール”ですが、構造がシンプルなのは好ましいとはいえ、シンプルゆえの欠点も無いわけではありません。
私が考えるディアミールの一番の欠点は、歩行モードと滑降モードを切り替える為のレバーにロック機構が無いため、悪雪の滑降や不整雪面でスキーが暴れた時など、突然ヒールの固定が外れ歩行モードになってしまうことが稀にあるという事です。(一度はリフトの上で雪を落とそうと足をバタバタさせただけで何故か踵が開放されてしまいました!)

Dia1

幸いにして私はこの状態で転倒してもビンディングの破損に至った事はありませんが、私の知人はこれが原因でで新品のディアミールのヒンジ部分に致命的なダメージを与えてしまったそうです。
しかも代理店の某“T貿易”では、このヒールフリー状態での破損を新品でも保障対象から外しているとの事です。

そこで、私は以前からゲレンデでの滑降やツアーでの長い滑降の時は、念のため自作のストッパーを使用してヒールのレバーを固定することにしています。

Dia2

方法は画像(↑)を見ていただければ一目瞭然だと思います。
レバーが固定されれば何でも良いのですが、私は“リリースタイ”という配線などを束ねたりする樹脂のパーツとビニールチューブを組み合わせた物を使用しています。
ビニールチューブはやや細めな物をシリコン潤滑剤を使ってリリースタイに無理やり押し込みました。(画像・下右)

Diart1 Diart2
(当然ですが、一度締めてしまうと取り外せなくなるタイプでなく、着け外しが自由なタイプを買いましょう!)

レバーを固定しない時はこの“リリースタイ”をどこか適当な所に留めて置けば(画像↓)紛失する事もありません。

Dia3 Dia4

簡単ですから、ディアミールを使用している方には万が一を考えても是非お勧めしたいと思います。

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コメント

大変参考になりました。
フリーライドプラスの場合はどのようにしたら
よろしいでしょう?チューブを通すスペースが
確保できません。

投稿: | 2008年10月20日 (月) 08時38分

どなたか存じませんが、「山道具道楽」へようこそ!
やはりお宅も滑降途中でレバーが自然開放してしまいましたか?
あれは下手をすると怪我をしますし、ビンディングが壊れてしまったりして困りますよね。
さて、フリーライドプラスはエンドピースが可動式になっているのであそこには何もできなそうです。
考えられるのは赤いベース部分に穴を開けてショックコードの輪を通して、レバーに引っ掛け、ゴムの弾力でレバーを固定するという方法位でしょうかね。
この方法でしたら外れる部品もなく、ワンタッチで固定から解放に切り替えられますし、より実用的だと思いますよ。
参考になれば幸いです。今後とも山道具道楽をよろしく!

投稿: 理事長 | 2008年10月20日 (月) 10時11分

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