« “ポジドライバー”って? | トップページ | 大型のシール袋を作ろう »

2008年4月 3日 (木)

MIZOのチタンスコップを小改造

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


大昔の話ですが、スノースコップは重くて大きく、テントの防風壁作りや雪洞掘りが主目的で山中泊を要する山行にしか持参していませんでした。

しかし現在では主にアバランチ・レスキューを主目的として、日帰りのスキーツアーでもスコップは必携品となっています。
そのためか、最近のスコップは軽く小さくなってきてきました。
雪洞掘りなどの場合はスコップは角型で、大きければ大きいほど効率は良いのですが、逆に締まったデブリを掘る時は大き過ぎるスコップでは雪に刺さりにくくかえって労力を要するとも思われます。
また、私自身は本チャンのアバランチ・レスキューは未経験ですが、プラスチック製のスコップでは埋没者のレスキューは事実上難しいのではないかと考えています。
特に下の画像右のハンドスコップだと非常時の半雪洞くらいでしたら何とかなっても、レスキュー用としてはまったく役に立たないでしょう。

Sco1
(プラスチック製のスコップヘッドとハンドスコップ)

理想を言えば、日帰りでも多少大き目で丈夫そうなアルミ合金製のスコップを持参すべきなのでしょうが、私はお守り代わり(不謹慎かもしれませんが)に持参するスコップは軽くて嵩張らない事が第一だと考えています。

そこで私が選んだのが“MIZO”チタン製スコップ・ヘッドです。
これには純正で専用のハンドルもあるのですが、私は軽量ピッケルをハンドルにしていますので本体の重量290グラムの負担だけでスコップ携行の義務を果たしているのです。

Sco2
(使用時の状態・スコップにある小穴はデッドマンとして使用できるように明けたもの)

雪洞を掘る時などは些か小さすぎて効率は悪いのですが、ストレートな形状の為硬い雪にもよく刺さり、イザと言う時はそこそこ有効だと思います。

また、オリジナルの状態ではハンドルとの固定にナイロンベルトを使うようになっていたのですが、ピッケルをハンドルにしようとする時などしっかり固定ができずスッポ抜けてしまいましたので、画像のようにステンレスのスクリュー式ホースバンドを加工したものとエラストマー軟質樹脂のスペーサーを組み合わせて、しっかり固定できるように改造してみました。
下の画像のように、市販のホースバンドのプラスチック製のツマミを取り外し、細径のドリルで明けた軸の穴にWリングを通した出っ張りの少ないコンパクトなツマミに変更してあります。(画像↓)

Sco4  Sco3
(㊧画像下はオリジナルのストラップ、㊨は固定部分のアップ)


ストレートな形状なので嵩張らず、ザックの中にも収納しやすく、緊急用としては理想的な製品だと思います。

|

« “ポジドライバー”って? | トップページ | 大型のシール袋を作ろう »

その他・一般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« “ポジドライバー”って? | トップページ | 大型のシール袋を作ろう »