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2008年4月17日 (木)

PRIMUS"EtaPower"をモディファイしよう①

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★☆☆☆☆
危険度 :★★★★★
(製品自体ではなく、今回の改造についての評価です)


プリムスの新製品“イータパワ(EtaPower)/EF Trail ストーブ”は確かに熱効率が良く、省エネにも貢献する優れた性能を備えた製品ですが、その性能に比して構造や製品造りにはまだ未成熟な部分も幾つか見受けられます。

Eta1

前回、バーナーとベース部分の固定の甘さや、点火装置の構造上の問題を指摘しましたが、このストーブにはその他にも幾つかの構造上の問題があるのです。

まず、鍋の乗る折りたたみ式の五徳部分ですが、本来五徳上端は水平より中心に向かって内傾していて直径の小さな鍋から大きな鍋まで、その外周の3点で接しているべきものなのに対し、この製品では五徳の上面が外傾しているのです。
これだと普通の鍋でも使えないことはないのですが、安定性に少々問題が発生します。

Gotoku1  Gotoku2
(五徳の上面が外傾斜していると大きな鍋を載せても内側の1点でしか鍋の底を支えない)


説明書には付属の専用鍋以外は使用するなと記載されているので、建前上メーカーに責任はないことになりますすが、実際の使用に当たっては、皆さんも調理用の鍋以外にも、お茶用のポットやコーヒーメーカーをこのストーブの上に乗せることは必定ですよね?


『私は吹雪の日でなくても積雪期はテントや小屋の中でこのストーブを使うでしょうし、付属の鍋以外にもこのストーブの上に載せると思います。
製品にどんなに大きなコーションプレートが付いていても、私はそんな注意書きなど理解した上で無視するでしょう。
それでCO中毒になっても、火傷をしても自己責任の結果だと納得し、メーカーにその責任を転嫁するつもりなど毛頭ありません。
つまり、私は私の判断で・私の自己責任において・私の使いたいように、これを使いたいということです。
だから、私は私の納得のいくように製品をモディファイする・・・私の意図は、それ以上でも、それ以下の何物でもありませんし、他人に薦めるつもりもありません。』



さて・・・。
また、展開した五徳の足が固定されるストッパーの部分ですが、端ギリギリの部分でしか接触していないのも気になります。(画像↓)
使用しているうちにガタが出て、熱湯を沸かしている時にストッパーから外れたらシャレになりません。

Asi
(ヒンジ部分・五徳はストッパーの左端の1点でしか接触していない)

さらに、五徳の3つの足は、それぞれ2個づつの細いアルミのブラインドリベットでベースから吊り下がるように固定されていますが、ここも一見して貧弱です。
ウインドシールドを取り付けると、五徳基部のタブがウインドシールドに乗るような形になるので、ストーブ単体使用時より多少安定します。(しかし、このタブも曲がる角度が浅く、しっかりと固定されるという感じではありません、ベースと平行になるように曲げ直す必要もありそうです)

Riv1  Riv2
(㊧㊨2点で吊り下げる構造・五徳の荷重はブラインドリベットに梃子のような回転モーメントとして働く、また㊧画像中央にあるウインドシールド固定用のタブも角度が不適切だ)

冬季に雪のブロックで水作りをする時など、スプーンで結構乱暴に鍋を突っついたりしますが、先に述べた五徳のストッパーの拙い構造と供に問題が生じる前に手直ししておいたほうが賢明だと感じました。

そこで、今回思い切ってストーブを分解し、ブラッシュアップ&モディファイしてみることにしました。
(続く・・・)

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