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2008年6月

2008年6月29日 (日)

GARMIN/topo10M・Ver.8 は「買い!」か?①

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


ガーミンから、MAP60-Csx や VISTA/Legend-Hcx 使用者待望の、10メートル間隔等高線入りの2万5千分の一日本地形図“TOPO・10mVer.8”がリリースされました。

これまでのガーミン純正のマップソース“日本地形図(TOPO10M)Ver.7”(画像↓)は、等高線の描写は標高10メートルごとと地形の把握には役立ちましたが、唯一の問題は登山道や林道の表示が全くなされなかった点です。

Topov8

そこで、以前の記事でUUD製作所の地形図(TOPO)をご紹介しましたが、こちらは地名表記はアルファベットななものの、 純正同様10Mごとの等高線が表示でき、さらに登山道や林道の表示もできるので、私はこちらを主に使用していました。
もちろん、登山道に関しては実際の地形とは食い違っている部分もありますが、概ね正確で、現在地の把握にはたいへん有用です。

Topouud  Uud2
(UUDの“25000Roadmap with TOPO”と“TOPO+”があれば10M等高線と登山道が教示される)

『余談ですが・・・、昨年久々に“杉田川”を遡行しましたが、ここは詰めの手前で廃道となった山道を見つけてそちらに逃げるのが正解なのです。
前回遡行した時は大迷いして大変でしたが、今回はGPSでUUDの地形図を使用したら、なんと廃道になったはずの山道まで表示されており、すんなりと下山できました。』


そんなわけで、私としては「山ではUUDの地形図以外は考えられない・・・」という状況が長く続いていたのです。

しかし、最近某代理店よりGARMIN純正のマップソースで登山道表示が可能なTOPO・10mVer.8が発売されるとのメールが・・・、その宣伝文句には『DEMデータ(標高データ)が付属されているため、標高別に色分けされた地形陰影表示が可能です。V8からは登山道や崖マークが収録されています。※崖マークの高さは正確ではありません。(原文ママ)』とあります。
登山道に加えて崖マークが正確に表示されるとなると、現在地の確認がより簡単になること間違い無しです。
さらに、添えられた『旧Ver.購入者には期間限定で優待バージョンアップ価格にてご提供!』との甘言にまんまと嵌められ(迂闊にも!)反射的にネット注文してしまったのです。

Topov8b  Opov8c
(誇らしげな“登山道&林道情報収録”ロゴ入りのVer.8パッケージ)

さて、マップソースをPCにダウンロードし、ガーミンのサイトに行ってロック解除コードを入手し、さらにVISTA/Hcxに全領域をアップロードするのにたっぷり3~4時間かかります。
UUDの地図は全部入れても1Gバイト以内で収まりますが、このガーミン純正のマップソースはたっぷり2Gバイト近いボリュームですから時間が掛かるのも仕方ないのでしょう。

並行してマイクロSD版の“TOPO/Ver8”も販売されるそうですから、それを待って購入すればこんな手間は必要ありませんし、機種交換や複数のGPSユニットを所有している場合でも1つのマップソースが使い回しができますから経済的でもあります。


さて、優待価格とはいえ大枚一万五千八百円也!・・・この純正のマップソースの実力は如何なものでしょうか? また、UUDの地図と比べてどちらが「買い!」なのでしょうか?

これからテストを開始いたしますので、追ってレポートしたいと思います。

〈以下、続く!〉

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2008年6月27日 (金)

“Princeton Tec”を使う理由

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆

私は、日帰り登山、或はそれがハイキング程度のモノであったとしても必ずツェルトとヘッドランプをザックに入れることにしています。(・・・と言うより、これらを持たず山に入る事自体非常識だと考えてます)

さて、星の数ほど発売されているヘッドランプですが、その中で私が登山用として最高と判断し、ここ十年以上メインとして使い続けているのが“プリンストンテック”の製品です。
我が家では、現在でもこの会社のヘッドランプを3種類6個ほど所持していますが、どれも登山用、特にスキーツアーや沢のぼり用としては十分な性能を持った優れた製品だと確信しています。

Hedlamp1

私がヘッドランプを選ぶ基準は ①極端に明るくなくても良いが、必要な明るさがあること  ②電池の持ちが良いこと ③球切れの心配の無いLEDを使用していること ④降雨時や水に落下したくらいでは浸水しない防水性のあるもの の4点ですが、前の3つは条件を満たしていても最後の防水性という条件を合わせて満たしている製品は意外と少ないものです。
そんな中でプリンストンテックはアウトドア用ヘッドランプにも防水仕様のものが幾つかラインナップされていますが、これはこの会社が懐中電灯の専門メーカーとして、ダイビング用のライトを多く手がけてきたノウハウと、企業としてのポリシーの表れだと思われます。
(私は“チタン”と“カーボン”という言葉に弱いのと同様に“防水”と謳われている製品に物欲を感じてしまう性癖があるのです・・・)

Hedlamp2
("EOS"と"QUAD")

そんな訳で、私は"EOS"と"QUAD"と"SOLO"を用途に合わせて使い分けています。
"SOLO"は低温に強い単三リチウム電池が使用できますので、オプションのLEDユニットを高輝度ダイオードに自分で交換した物と組み合わせて冬季用に、"EOS"と"QUAD"は主に無雪期に使用しています。

Hedlampgas Hedlamp31m_2 Hedlamplitium_2
(防水対策された接合部分) (H2O 1Mと誇らしげなロゴ) (単三リチウム電池)

何れもバッテリーケースの結合部にOリングやガスケットを使って丁寧な防水対策を施してありますので、豪雨時の使用やザックの雨蓋にむき出しで入れたまま淵を泳いだりしても安心です。

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2008年6月20日 (金)

“ピンソール・ミニもどき”HD仕様

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


アクアステルス用“ピンソールもどき”は以前に紹介しましたが、これは本家ピンソールと同じ15ミリのポリプロピレンテープとYKKのプラスチックバックルで装着する仕様となっていました。
これでも不都合はないのですが、たまたまエキスパートオブジャパンのクロモリ4Pの現行モデル(前回のベースは旧モデルのステンレス製4P)が格安で売られていたので、今回は“ピンソールもどき”のヘビーデューティー仕様を作ってみました。

Pin_mdx1 Pin_mdx2
(Wリングの部分の黒い紐はクイックリリース用です)

と言っても、仕様は前回とほとんど同じで、クロモリ4Pのベルト通し穴にステンレス板とDリングをリベット留めし、アイゼンバンド用の15ミリナイロンテープをバンドにし、まず壊れる事の無いWリングバックルで固定するようにしただけです。

Pin_mdx3 Pin_mdx4

本家ピンソールは足の裏側のピンがフェルトに喰い込んで使用中のズレを防止する構造になっていますが、私の“ピンソールもどき”はそのような構造になっておらず、私の考案した(?)前後2本のベルトと、サイドの可動式ステンレスステーでズレを防止する構造にしてあります。
実際にフェルトソールとの組み合わせでこの“ピンソールもどき”が靴底の最初の位置からズレずに使用できるか実験してみたのが下の画像です。

Pin_mdx

沢の源頭部での泥壁と藪漕ぎ、ドロドロの湿原を経由して登山道に出た所の状態ですが、特にズレる事も無く、その効果を十分に発揮してくれました。

(付記)
私も初めは雪の無い沢でこの種のアイゼンのような道具を使うことに抵抗がありましたし、また実際に元祖のピンソールを使うまでは、こんな小さなスパイクでどれ程の効果が期待できるかとの疑念を持っていました。(自分は山屋で、渓流釣り師ではないという変な自負があったのかもしれません)
しかし、いざ使用してみてところ、雨の後のグズグズの草付き泥壁などでは予想以上に有効な道具である事を改めて実感し、年齢的に少しでも体力的負担を軽減させたいとの思いで使っているというのが正直な所です。

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2008年6月13日 (金)

ラッセルリングを作りました

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


雪山登山でも、簡単な山でしたらストックのみで何とかなりますが、積雪期に森林限界を超える山に登る場合は念のためピッケルを持参するとべきだと思います。
しかし登行の補助としてストックを持ち、セルフアレスと用にピッケルを持つとなると荷物が増えてしまいますよね。

そこで、私はピッケル用の“ラッセルリング”(何故か以前からこう呼ばれています)を自作してピッケルを歩行の補助用にもできるようにしています。

Ring3
(シャフトの下部がラバーやビールテープで覆われた物だと使用中ズレない)

市販の物もあるのですが、たまたま“LEKI”のパウダーバスケットが現品処分大特価で購入できましたのでラッセルリングの自作に挑戦しました。

画像でわかるように、ナイロンテープの輪とステンレス製のホースクランプを組み合わせ、ピッケルのシャフトに締め付けて固定できるようにしてあります。
市販のホースバンドのプラスチック製のツマミは取り外し、細径のドリルで明けた軸の穴にWリングを通したコンパクトなツマミに変更しました。(画像↓)

Ring1 Ring2

ピッケルのシャフトがテーパー状で、しかもラバーコーティングされていない場合は固定部が滑って外れ、雪の中に紛失という事もあるかもしれませんので、その場合は熱収縮チューブやビニールテープをシャフト下部に巻いておくとよいでしょう。

実際に使ってみたら、リングが大きいので軟らかい雪面でも押えが利いて、歩行の補助にとても有効でした。

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2008年6月 6日 (金)

斜め固定のスキーツアーパック

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


スキーツアーでは岩稜・急斜面あるいは林道やブッシュなど、色々な場面でシートラーゲンを余儀なくされることがあります。
私は今まで、ザックの両側にスキーを固定する(俗に言うクワガタ・スタイル↓)オーソドックスな方法を採っていました。

Skipack6  Skipack4

スキーツアー用のザックの両サイドには、スキー固定用のループやストラップが装備されているのですが、一部のザックには両側装着以外にスキーを2本まとめて斜めに固定できる物(中には垂直に固定するものも・・・)もあります。

私は、今までスキーの斜め着けにはあまり興味がなかったのですが、今シーズン日帰り用のザックの新調に当りこの方法も採れるザックを購入してみました。
当初は、オスプレーの“スイッチ36”というザックの購入を予定して山道具屋に行ったのですが・・・、ちょうどその日、LOWEの“Fall Line35”(画像↓)という初めて見るザックがバーゲンに出ていたのです。

Skipack2

購入予定だったオスプレーも非常に良い造りだったのですが、容量のほぼ同じこのLOWEのザックも、両サイド装着・斜め装着の構造とも結構しっかりとしていましたし、何より40%OFFというプライスカードの魅力に負けてしまい、こちらを購入することにしました。

 Skipack3  Skipack
(春スキーでは泥の上を滑ったり、こんな辛い林道歩きを強いられることも・・・)

さて、使ってみると・・・・これが、大正解でした。
ルートの途中で、シールを貼る程でもない中途半端な登りなどでは、この「スキーを束ねて→テールからループに通して→上部をストラップで固定」する方式は、単独でなければ協力してザックを背負ったまま1分で完了してしまいます。

シビアな条件を長時間担ぐ時は従来どうりのクワガタ・スタイルで、一時的なシートラーゲンや安定した林道歩きには簡単な斜め着けでと、使い分けのできるこのタイプのザックはかなりお勧めできます。

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