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2008年7月31日 (木)

小型風速計で遊ぼう

便利度 :★★☆☆☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★☆☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(必需品というより玩具として・・・)


Sw3

山で一番恐ろしいものは何でしょうか?
昨年は幸いに山中で熊と出会うことはありませんでしたが、一昨年は何と一夏に2回も遭遇し肝を冷やしました。
あと“生き物系”では、キワドイ高巻きの途中でスズメ蜂に威嚇されるという恐ろしい思い出もあります。

また、ズルズルの5級草付きでのランナウトも全身の産毛が逆立ち、鼻の奥にアドレナリンの匂いを感じるような恐ろしさでしたし・・・。
それから・・・落石・・・。バウンドし粉々に弾けながら唸りをあげて耳元をかすめ、焼けたような独特の臭気を残して飛び去る落石なども失禁モノの恐怖です。

しかしそんなモノにも負けないくらい恐ろしいのが山での強風ではないでしょうか?
大昔・・・、冬の富士山・屏風尾根での強風初体験の思い出ですが・・・、耐風姿勢をとっても身体ごと持っていかれそうな恐怖感から数分以上も身動きがとれず・・・強風が息をついた瞬間に数歩登ってまた耐風姿勢をとって次のブローに備える・・・しかも滑落したら即アウトのカリカリの氷の急斜面でです・・・その数分が1時間にも感じられるような切実な死への恐怖を際限も無く強いられました。
なんとか吉田大沢に逃げ込んだ時には、さすがに精根尽き果てるほど参ってしまい、もう山は止めようとさえ思った記憶があります。

その後も強風には何度も叩かれましたが、その時の事を後日思い出して話をしても、その時の強風が風速何メートルだったのかは「たぶん○○メートルはあったと思う・・・」といった漠然とした話題にしかなりません。
ましてや普通の山登りの最中、今吹いているのは風速何メートルの風、などと言ったところで、それはほとんど主観の域を出ない数字ではないでしょうか?

ウン十年前の話ですが、大学の新入部員の時『風力階級(表↓)』というのを無理やり覚えさせられ、それが今でも結構役に立っているのですが、それとて山ではあまりあてにはできません。

風力1    風速0.3~1.5 (m/s) 煙がなびく。

風力2    風速1.6~3.3   顔に風をかんじる。木の葉がゆれる。

風力3    風速3.4~5.4   木の葉や細い枝がたえず動く。旗がはためく。

風力4    風速5.5~7.9   砂ほこりがたち、紙片が舞う。小枝が動く。

風力5    風速8.0~10.7   葉の茂った樹木がゆれ、池や沼にも波頭がたつ。

風力6    風速10.8~13.8  大枝が動く。電線が鳴り、傘の使用が困難となる。

風力7    風速13.9~17.1  樹木全体がゆれる。風に向かうと歩きにくい。

風力8    風速17.2~20.7  小枝が折れ、風に向かうと歩けない。 

風力9    風速20.8~24.4  煙突が倒れ、瓦が落ちる。

風力10   風速24.5~28.4  樹木が根こそぎになる。人家に大損害が起こる。

風力11   風速28.5~32.6  めったに起こらないような広い範囲の大損害が起こる。

風力12~風速32.7~   被害甚大。記録的な損害が起こる。



そんなことを思い出していた時、運悪く?ネット上でスイス製の小型風“Xplorer 2”(画像↓)なるものと出会い、例によって物欲に負けて購入してしまいました。
(他に高度計機能付の上級機種もあったのですが、私は特に必要性を感じませんでしたので風速と温度のみの2番目に安い機種を選びました)

Sw1  Sw2

たまたま、使っていなかったナイフのケースがぴったりサイズでしたのでそれに入れて山に持って行っていますが・・・、実際に計測してみると、若かりし頃憶えた風力階級と「当たらずとも遠からじ」といった感じだったりして結構楽しいですよ。

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