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2008年12月 4日 (木)

JETBOIL With パイトーチ(チタン仕様)

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★★☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆


前回、JETBOIL の パイトーチバージョンの試作をご紹介しました。
この試作品は0.5mm厚のチタン板の手持ちが無くなったため、ステンレスで作ってみましたが(画像↓)、この結果何とか実用品として満足できる能力を持っていることがわかりました。

Pt1

その後、チタン板が入手できましたので最終形態としての実用モデルを製作してみました。

(入手できたのが200×300mmの0.5mm厚でしたので、ワンピース構造では作れず、今回も2ピース構造となりましたが、2ピース構造の方が周囲長の微調節ができて工作は容易です)

Pj1  Pj2
(チタン製の改良型㊨と、JTBOILにセットした状態㊧)

実用版、ということでプレスの突起でコンパニオンカップと連結する構造は同様ですが、細部は少し凝ったモノにしてみました。

JETBOILのコンパニオンカップ内に収納するためには、どうしても結合部を着脱できる構造にしなければなりません。
前回の試作では端面を折り返して組み合わせる構造としましたが、今回は画像のようにアルミ製のノブとキーホールシェイプの穴(画像↓)を結合させる形式を採ってみました。

Pjkh

アルミ製のノブ(画像↓)は2017アルミを卓上旋盤で削り出し、中心に3㎜のタップを立てチタン板の裏側からトラスビスで留める構造としました。
当初はリベット状に裏側から潰してカシメようとしましたが、意外と力が掛かる場所のため、耐久性に問題が出そうだったのでビス留めに変更したのです。

Pjnob

組み立ては、マッシュルーム形状のノブの頭を大きな穴に通し、横にスライドさせるとガッチリ結合されます。(画像↓)

Pjb

能力については試作品と同じですが、500CC の水を短時間で完全に沸騰することができ、登山用としても十分な能力を持ったアルコールストーブとなりました。
また、風にもかなり強いようで、風の強い戸外でも実用になりそうです。

前回も述べましたが、パイトーチに標準付属のバーナー部の栓は役に立ちませんので、持ち運びの時には市販のゴム栓をタンク部に詰めておけばアルコールが漏れることも無く、安全に持ち運ぶことが可能です。(タンク開口部端面にバリのある時は耐水ペーパーで平滑に仕上げておくと良い)

Pjin2  Pjin
(結合部を外し直系を小さくすると、パイトーチ一式と一括してカップ内に収納できる) 


(おまけ)
今回、今まで使っていた黒いゴム栓の代わりに、耐薬品性の高いシリコンゴム製の栓を使ってみましたが・・・。
シリコンゴムは耐アルコール性が高いはずなのですが、ずっと栓をしたままにしていたら先端部が白く変色してしまいました。(画像↓㊨)

Pjp   Pjgom

素材自体は膨潤していないので実用上は問題は無いと思うのですが・・・何故なのでしょう?
気になる方は、はじめから白色シリコン製のゴム栓を使ったほうが良いかも知れません。

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ストーブ・クッカー」カテゴリの記事

コメント

チタン製円筒の効能は充分に分かりました
500mlの水を約5分間で沸騰出来れば
もうガスコンロは要らないでしょう(笑)
ひとつ、質問ですが
筒の高さはどのぐらいでしょうか?
60mm前後かな

直径は、123Rのカップやトランギアの円形ゴトクと
同じ寸法()97mmぐらい)なので
何となく分かるんですが、、、

投稿: JSB | 2008年12月 6日 (土) 23時31分

JSBさん、どうも!

早速ですが、円筒の内径はJBのコンパニオンカップ取り付け部の直径がΦ92mmなので、それに若干の遊びをとった寸法になっています。
高さは、パイトーチの炎が効率良くフラックスリングに通るように75mmとしてあります。
(これで結構効率良く働きますが、私的には山で使う道具としてのアルコールストーブにはまだまだ満足していません)

ところで、固形燃料用のゴトクで盛り上がっているようですね。
私もアイデアがあるので参戦したいところですが、時間と材料不足で傍観するしかありません・・・。

投稿: 理事長 | 2008年12月 7日 (日) 07時03分

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