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2009年4月30日 (木)

山スキー携行ツール for “Dynafit/TLT”

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


私は半日の山スキー(ボード)ツアーであっても工具と簡単な修理用のパーツを組み合わせたツールキットを持参するようにしています。
ボードでもスキーでも、ビンディングの不調でせっかくのツアーが楽しめなかったり、ドライバー1本ビス1個が無かったためにツアーの中断を強いられる事だって十分起こり得るからです。

Tool_pauch
(一式をポーチに入れておくと便利)

そこで、自分の道具に合わせてツールやパーツを選んで小さなポーチにまとめておくと便利なのですが、今回は Dynafit TLT ビンディング用に私が携行するツールセットをご紹介したいと思います。

★ドライバービット類
①PZ3 ビット (ヒールの前後位置調節もこのサイズ)
②PZ2 ビット(ブーツ側のヒール金具のビスはこのサイズ)
③T10 ビット(へックスローブ・ビット、通常使わないがヒールピースのトップカバー用)
④マイナスビット(ヒールの上方向解放値調節用)
⑤通常のフィリップス♯2・♯3ビット(TLT用ではないが汎用として)

Sp_bit_t10
(自作スペシャルPZビット㊤、T10ビット㊦)

★その他のツール
⑥ドライバーハンドル(①~④のビットに使用)
⑦自作L型レンチ(ヒールの左右方向解放値調節用)
TLTのヒールピース後端の解放値調節用スプリングキャップは普通のマイナスドライバーやコインでは回しにくいので、2017アルミの板を画像のような形状に曲げて両端に若干のRをつけてある。状況に応じて両側で使い分けられ、便利なのでTLT使用者は是非自作を!
⑧付属のシム (ヒールピースのクリアランスゲージ)
⑨小型プライヤー
⑩ブーツ調節専用ツール(ブーツに付属のもの)

Sim_etc
(TLT用のシムと、2000系アルミ製自作レンチ、ブーツ調節用ツール)

★補修小物(シール補修にも使用)
⑨ダクトテープ(自分で小分けロールにして)
⑩タイラップ (小~大まで数個)
⑪針金
⑫その他(ボードの場合は補修用のビス・ナット類も・・・)

Wax_pauch

★WAX類
その他、上の画像のように滑走用ワックスや簡単な液体ワックス、コルク又はクロス、スキン用のワックス、グルー補修用パッチなど一式を入れたポーチも作ってツアーに持参すると便利です。


(その他)
特に近年の春スキーは、暖冬・黄砂と、条件の悪い場面が多いようですが、こんな残雪期の汚れ雪や、ジャブジャブ雪用には生塗りのできる“ドミネーターのButter”(自信を持って推薦!)や、本来アイロン用ですが“ガリウムのAX F40”(こちらも自信を持って推薦!)、などの春専用ワックスの小片、また黄砂用に小型のナイロンやブラスブラシ、ファイバーマット等も状況にあわせて一纏めにして持参すればノッキングスノー対策も万全でしょう。

Waxa
(AX F40/春にはこんな温度帯のWAXを!)

(使用したことは無いのですが“チーム・レスキューの「雪虎」”という黄砂専用のワックスにも非常に興味があります。高価ですがこれで「妖怪“板つかみ”?」を退治できるのでしたらその価値はあると思うのですが・・・。誰か使った方いらっしゃいますか?)

あれもこれもと欲張ると重くなるし嵩張るのでザックに入れるかどうか悩むところですが、せっかくの一本を快適に滑れるかどうかが左右されますので、後悔しないよう慎重に判断しましょう。(多くの場合、持って行かなかった時に限ってそれが必要なシチュエーションに遭遇するという皮肉な結果になるものです・・・)

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コメント

雪虎使ってます。
見るからにつんのめりそうな茶雪でもハイシーズンのように
ビュンビュン行きます。耐久性は午前中もつかどうかってところです。

投稿: 嶺上 | 2009年5月 1日 (金) 15時28分

嶺上さんはじめまして!

そうですか、「雪虎」はやはり滑りますか。
液体ですから山の上でも塗りやすそうですしね。
しかし、山スキーで一本の滑降当たり何百円かになっちゃうのはチョット痛いですね。
まぁ、私は現在骨折の後遺症で春スキーどころではありませんが、来年の春には「雪虎」使っちゃってそうな気がします。
では!

投稿: 理事長 | 2009年5月 1日 (金) 15時56分

こんにちは。妖怪板掴対策は今の所189円のシリコンスプレーが一番と思ってます。チームレスキューは神楽無料サービスで何回も使いましたがいまいち。ウイペット短縮・TLTブレーキ外し工具・真似させて戴きました。有り難う御座いました。TLTのバネが酷く錆びたので交換しましたが。上部も分解掃除しようと思いますが組み戻しが不安です。試されましたらお知らせ下さい。
神楽シーズン無欠勤の山本と申します。

投稿: | 2012年6月18日 (月) 18時56分

“山本”さんようこそ。
私の記事が参考になったなら幸いです。
早速ですが・・・。
TLTのトップカバーを外すには、まずヒールピース後端の前倒開放強度調節のビスを最弱位置まで緩めます。
この時緩め過ぎても不具合にはなりませんので思いっきり緩めてもOKです。
次にT10のヘックスローブドライバーで均等にビスを緩め慎重にトップカバーを浮かせます。
この時スプリング部のプラスチックカバーが非常に薄く弱いので折損しないように要注意です。
後はパーツをクリーニングし、シリコングリスを塗布して組み立てます。
また、最後にトップカバーのビスを締める時には、この部分にグリスが付かないよう注意し、ネジ山をなめないように控えめなトルクで締める必要があります。
以上に留意すればそう難しい作業ではありませんので、頑張ってみてください。
では!

投稿: 理事長 | 2012年6月18日 (月) 20時28分

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