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2009年6月12日 (金)

BDのプローブ・ポールを短くカット!

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★☆☆☆☆
(メーカーの製造物責任と保障の対象外となります!)


ブラックダイヤモンドのスキーポールは、高品質なわりにリーズナブルな価格ですから愛用者も多いと思います。

また、同社のカーボンシャフトを使用したツアー用アジャスタブルポールには、下段に11ミリのカーボンシャフトを使う“カーボンファイバーポール”と14ミリのシャフトを使う“フリックロック・プローブポール”の二種類があります。
私は両方とも使用していますが、振った感じは前者のほうが微妙にバランスが良いような気がするものの、後者は10グラム程重いとはいえ下段を2本繋ぐと簡易プローブ(ゾンデ)になるという付加機能を持っています。
これは、いざと言う場合に役立つのはもちろん、別にプローブを持たなくて済みますからザックを軽くできるというメリットもあるわけです。
また、前者よりかなり丈夫そうなので初心者やハードなツアーで使うにも最適だと思われます。

Pole0

さて、過日山道具屋を覗いていたら、シーズンオフ目前のバーゲンで、このBD“フリックロック・プローブポール”が安価で売り出されていたのです。
ちょうど“連れ合い”用スキーポールを調達しようと考えていたので、早速購入・・・と思ったのですが・・・、何とバーゲンにはLサイズ(115~140センチ)しかなかったのです。(カタログ落ち前の在庫一掃だから安くなっていたのかな?)
これは私の使用しているサイズですが、連れ合いにはさすがに長過ぎます。
買うか買わないかしばし熟慮しましたが、自分で短く改造する手間を考慮しても十分損をしない価格だと判断し購入することにしました。

Pole1  Pole2a  Pole2b
(末端のプラパーツを取り外しネジでジョイントするとプローブになる)


さて、改造です!

①まず、下段のカーボンシャフトを10センチカットします。

上部より10センチのところにマークをして、マークの位置より下側にメンディングテープを2重くらいに巻いておきます。これは、カーボン物を鋸で加工する時、切断面の繊維がササクレ状に剥がれてしまうのを防ぐ為です。

Polrcut1  Polecut2
(できれば㊧のような細目の金工用糸鋸を使いたい)

切断は目の細かい金工用の糸鋸を使いましょう。普通の金鋸だと上記のササクレ?状態になって苦労するかも知れません。
心配なら、カットラインの外側にカッターの刃を押し付けながらコロコロして、罫書き線を入れておいてからその線に沿ってカットしましょう。(このBDのカーボンシャフトは幸いにササクレ難いようですので直接細目の糸鋸刃を使って問題は起きませんでした)

Vブロック等で固定し回転させながら全周をカットし、断面はヤスリで仕上げ、軽く面取りをしておきます。

②次に、ジョイント・パーツを取り外します。

私は、カットしたシャフトを旋盤のチャックに咥え、ギリギリまで切削してからカッターで付着していた残材を取り除きましたが結構面倒でしたので、むしろ金鋸の歯で縦に切れ込みを入れ、マイナスドライバーで切れ込みをコジってしまった方が良さそうです。(ナット・スプリッターが使えるかもしれません)

Polel  Polesol

それでも接着剤のカスは取り除けませんので、アセトンに浸けて膨潤させてからブラスブラシできれいに付着物を取り除きました。
私はこのまま組み立ててしまいましたが、接着を確実にするためカーボンシャフトとの嵌合部にローレットをかけるか荒めのヤスリで表面を荒らしておくことをお勧めします。

Polejoin
(取り外した♂♀のジョイントパーツ)

③再組み立てします。

シャフトの内側とジョイント・パーツの外周にエポキシ系接着剤を適量まんべんなく塗布し、両者を嵌め合わせて、逆さにして接着剤が完全に硬化するまで1日程そのままにしておきましょう。

Polefin
(伸ばせるのは既存のストップマークではなく130センチマークまで!!!)

これで完成です。105~130センチの範囲で調節可能な“フリックロック・プローブポール/改”が出来上がりました。(オリジナルは115~140センチ)
この長さは女性はもちろん、日本の標準的な男性にも丁度好い調節範囲の長さではないかと思います。
(私が使用中のLサイズのポールも同じ長さにカットすることにしました!)

手間は掛かりましたが、適当な長さのポールがバーゲン価格で入手できた事になりますので、まずまず満足・・・と言ったところでしょうか。
問題は、山スキーシーズンまでに足の状態がどれだけ回復しているかという事だけです。(笑)

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