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2009年9月20日 (日)

ライスクッカー/改・で“α米”とお別れ?②

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(軽量化して使用する場合の評価です)


“ライスクッカー/改・で“α米”とお別れ?①”からの続きです。

さて、改造したライスクッカーで早速ご飯を炊いて見ることにしましょう。
使用するストーブはトロ火も可能な、MSRのドラゴンフライを使用しました。

ライスクッカー/改・で2合の米を研いで40分ほど吸水時間をとり、早速炊飯開始です。

Rc1

まずは、強火で加熱し、蓋を持ち上げて蒸気が噴き出したのが確認できたら火力を落とします。
本来はここで、蓋のカタカタ音が持続する程度の火力を維持するのですが・・・、なにせ蓋が自分で板金加工して寸法を合わせたもので精度が悪く、しかも軽量化してあるためか、あまり明確なカタカタ音とはなりませんでした。
この意味では、蓋はある程度重いほうが良いのでしょう。

Rc2

しかたなく、時々蓋を触って振動で沸騰状態を確認し、水分が無くなって振動が消えたのを見計らって火を止めます。(私の場合は“軽いオコゲ”が好きなのでわずかに焦げた香りが感じられるまで暫く待ちますが・・・)
ここまで点火から約15分、雰囲気音度、約20℃で、燃料消費量はプライミング(予熱)の分を除き23グラムでした。

Rc3

その後、10分ほど蒸らしてから試食しましたが・・・。

「う~ん」最高!本体に厚みがあるから熱が均等に伝わるのでしょうか?しかもスミフロン加工のおかげで絶妙な軽いオコゲ具合です。

山で毎日こんな美味いご飯が食べられたら最高なんですが、標高が高くなるとそう簡単にはいかないんですよね。
まあ、それでも十分な吸水時間さえとれば北岳の肩のテン場であったとしても、かなり美味い飯を炊けそうな手応えを感じさせてくれるクッカーであることは確かです。(やはり炊飯には、チタンではなく、多少重くても厚めのアルミ製が適しているんでしょうね)

残念ながら蓋の軽量化に伴い、謳い文句の『“カタカタ音”で勘に頼らず簡単に炊飯できる』というメリットはイマイチ感じられなくなりましたが、クッカーの形状から2.5合程度までなら吹きこぼれも焦げ付きも無く、便利に使用できますから、(軽量化して使うなら・・・)登山用としても十分お勧めできる優れものだと思います。

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ストーブ・クッカー」カテゴリの記事

コメント

美味しいご飯、いいですね!

このゴトクには、手にしたときから、脱帽したまま

ワンクリックで、完全確実に位置が定まり固定する
嵩張る、とか言っても、結局コレを越えるような
ネジ無しで頑丈でスッキリ感が溢れる
 良いギミックは作れません

雪峰とは違う、MSRの本当の底力を感じ取れます!

投稿: JSB | 2009年10月 9日 (金) 00時49分

JSBさん、まいどです!
私の山のスタイルは、片足を『古いタイプの山屋』というスタンスに残しながら、もう片足はヒールフックでより新しい方法を模索するといった、いわば“ネオ・コンサバティブ”を理想としています。(訳の分からん比喩ですが…笑)
そんな訳で、軽い山道具には拘りをもつものの、一方では、山でもα米やジフィーズより、やっぱり普通の米の飯を箸で食べたい気持ちも捨てられないんですよね。
また、同様な理由で(?)、このドラゴンフライみたいなガソリンストーブも大好きなんです。
確かに、このストーブは複雑すぎる感はありますが、設計も煮詰められていますし、火力調整も繊細にできて山で飯を炊くには最高だと思います。
では!

投稿: 理事長 | 2009年10月 9日 (金) 15時29分

こんばんわ、
初めまして、お邪魔致します。
ドラゴン、五月蠅いですね(笑い)

練炭で点火直後に炊飯開始、沸騰してもカタカタ音がしません。苦肉の策、ストローを切って2本繋げ、蓋に当て、片方を耳に当てますと振動が伝わります。
1Lチタンクッカーで2合炊飯によく使う術です。練炭の初期は火力が弱い、=焦げ付かない、逆手にとってやってみました。

投稿: ippo248 | 2009年12月 6日 (日) 19時03分

ippo248 さん、ようこそ!
チタンの鍋と普通のストーブでご飯を炊くのは難しいので苦労します。
やっぱりご飯はアルミなんでしょうね。
で・・・、私は練炭は(山で・笑)使った事が無いのですが、キャンプなら良いかもしれませんね。
では!

投稿: 理事長 | 2009年12月 6日 (日) 19時38分

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