« 携行型の浄水器を山で使う | トップページ | “VL-23 用ギアハンモック” も、作っちゃいました »

2010年1月14日 (木)

アイゼン用ハーフサイズ・アジャスター

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★☆☆☆☆

(改造は自己責任で!!!)

アイゼンが靴に合っているかいないかは、かなり重要な問題です。小さいときちんと履けませんし、大きすぎると動いたり引っ掛かって危険ですよね。

40年以上前、私が初めて履いたアイゼンは調節機能の無い鍛造の8本爪でしたから、リングの付いた部分にビニールテープを巻いて気休め程度の寸法合わせをして使用していました。
今考えれば、よくあんなものを使っていたな、と思います。

それに比べると現在のアイゼンは、ジョイントバーで細かく調節ができるようになり靴にまったくフィットしないということはほとんどなくなりました。(トーベイル型のワンタッチアイゼンはつま先の形を選びますが・・・)

特に、PETZLシャルレのアイゼンは(画像↓)長さが細かく調節のできる画期的な仕組みを持ったアイゼンです。

Adjuster
(PETZLシャルレの調節機能は細かい調整のできる秀逸な設計だ)

しかしPETZL以外のアイゼンは細かくアジャストできるといってもせいぜい6~7ミリ前後を単位とした調節機構しか持っていません。
普通はこれでも不都合はないのですが、靴との相性の関係で、時としてもう少しフイットさせたいというケースも無い訳ではありません。

特にBDのステンレス製アイゼン(画像↓)は7.6ミリと大き目の調節単位となっていますので、靴によってはジャストフィトとならないケースも考えられます。

Adjuster_1

そこで、その半分の3.8ミリ単位で調節のできるハーフサイズ・アジャスターを作ってみました。

構造や工作は極めてシンプルなので画像をご覧頂ければ一目瞭然だと思います。

素材は1ミリ厚のステンレス板で3.8ミリ幅の平角線を作り、それをアイゼンのジョイントバーの寸法に合わせた治具に巻きつけるようにて曲げ加工し、末端を溶接でつなげば完成です。

接合部はオーバーラップをとれば銀ロウ付けでも可能ですが、今回のケースのように曲げる力が加わる部分は銀ロウ付けだと壊れてしまう危険がありますので、可能な限り溶接すべきだと思います。

Adjuster_2  Adjuster_3

使用に際しては、「もう少しタイトに靴に合わせたいが、穴1つ縮めるときつくて入らない」という場合に、このハーフサイズ・アジャスターをジョイントバーに通してからアイゼンを組み立てれば良いのです。(画像↓)

Adjuster_4  Adjuster_5
(一度ジョイントバーを抜いて、アジャスターを通してから組み立てる)

必ず必要という物でもありませんが、靴とアイゼンの相性がイマイチ、という場合には試してみる価値は十分あると思います。

|

« 携行型の浄水器を山で使う | トップページ | “VL-23 用ギアハンモック” も、作っちゃいました »

その他・一般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 携行型の浄水器を山で使う | トップページ | “VL-23 用ギアハンモック” も、作っちゃいました »