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2010年7月 1日 (木)

GPSポーチをショルダーストラップに取り付ける

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


山行の行程をGPSで記録し、自宅に帰ってからトラック・ログを“カシミール3D”や“Google Earth”に取り込んで確認したり、デジカメと連動させて楽しんだりと、GPSは登山の楽しみを倍加してくれるツールです。

とはいえ、登山道のあるルートでトラックを記録するロガーとして使用するのでしたら、GPSはポーチに入れたままザックの雨蓋にでも放り込んで置けばよいのですが、藪山や視界の悪い時のスキーツアーなど、ルーティングに積極活用する場合には、すぐ取り出せる位置に収納しておかなくては役に立ちません。

自分の判断力を過信し、一回の確認を面倒がって怠ったため延々と登り返す事になった・・・、という私と同じような恥ずかしい経験がある方も多いのではないでしょうか。(笑)

受信感度と取り出しやすさを考えると、一番良いのはザックのショルダーストラップの胸の位置にポーチを取り付けてそこにGPSを収納しておく事でしょう。
また、ショルダーストラップの表側にテープが縦に使われている一般的なザックの場合、そのテープを利用すればちょっとの工夫でGPSポーチを取り付けることが可能ですので、私も通常はそのようにしています。

Gpsc0
(ショルダー部に縦のテープがあればGPSポーチの取り付けも簡単!)

ところが、最近のザックの中にはデザインに配慮してか、ショルダーストラップの表に縦のテープが配されていないタイプのザックも増えてきました。

一例として、昨年購入したオスプレーの“スイッチ36”というバックカントリー・パックもショルダーストラップが独特な構造で通常の方法ではGPSポーチを取り付けることができませんでした。

Gpscase_10
(ショルダーストラップの表面に縦のテープが露出しないザック)

そこまで考えずに購入してしまった私の自業自得といえばそれまでですが、最近はGPSに頼りすぎて、読図をサボル癖のついてしまった軟弱者の私としては、どうしてもツアー中はすぐ確認できるところにGPSを持っていたいのです。
そこで、早速ザックを改造する事にしました。

色々と取り付け方を考えたのですが、シンプルかつ確実にポーチを取り付けられる方法として、ベルクロテープを使用することにしました。
使用するベルクロは通常のものより強く固定のできるファジー・タイプのループ面(画像↓)を持ったものを使用したほうが安心だと思います。

Gpscase_2
(㊧一般的なベルクロのループ面、㊨結合力の強いファジー・タイプ)

構造は画像(↓)のようにベルクロテープをショルダーストラップの両端に、上下2箇所縫い付けただけです。
ベルクロのフック面が表に露出しない向きに取り付けると、グローブやニット製品などに引掛かったりしません。

Gpscase_5  Gpscase_9

また、縫い付ける部分が厚い素材なので私は工業用ミシン(画像↓)を使いましたが、縫い寸法が短いので手縫いでもさしたる苦労では無いでしょう。

Gpscase_3  

一見頼りなげですが、かなりガッチリとポーチを固定してくれますし、取り外した状態でも全く違和感はありません。

Gpscase_7 Gpscase_6
(取り付けはポーチ裏の縦のテープにベルクロを通して留めるだけ)

下の画像はGPSポーチの定番“グレゴリー”製のものですが、これに限らずポーチの裏面側に縦のテープがあるものでしたらなんでも使用可能です。
私はこのザックのショルダーストラップ取り付け専用として、グレゴリーのポーチから不要なストラップ類を全部取り外して使用しています。(画像の2つのポーチは汎用性を考えてDULAFLEX 製のクリップ式バックルも取り付けてあります)

Gpscase  Gpscase_1
(㊨画像の右側のポーチは、不要なストラップを切り取ったもの)

また、純正にこだわるならオスプレー製のポーチ“DIGISTOW/S”でも少々改造すれば(画像↓)、このG社のポーチに合わせたベルクロテープの位置でも取り付けが可能でした。

Gpscase_4

(オスプレーの“DIGISTOW-S”/黒いテープが新たにを縫い付けた部分

ポーチの取り付けについては上掲の画像をご覧になれば説明の必要も無いと思います。
使用した感じでは理想的な位置に安定してGPSを収納でき、また不要なら簡単に取り外せますのでたいへん便利ですし、GPSに限らずデジカメの収納にも使用できますので自信を持ってお勧めできる改造だと思います。

また、ザックによってはポーチの取り付け可能だとしても、下すぎてポーチが動作の邪魔になったり上すぎてGPSが取り出し難かったりする場合も少なくありません。
このような場合も、同様あるいは類似の小改造で適切な位置に取り付けるようにすると快適に使用することができるはずです。

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