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2010年9月16日 (木)

“Dakota 20”は山でも使えるか?(番外編)Invisible SHIELDを貼る

便利度 :★★☆☆☆
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★☆☆☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(評価はもっと使ってみないと分かりませんが・・・)



「“Dakota 20”は山でも使えるか?」の“番外編”です。

Cflg_2
(GARMINの“Dakota 20”)

・・・さて、この手のタッチスクリーンの製品で気になるのが画面がどれだけ丈夫で傷付き難いかという事です。
最近の樹脂は表面加工が良くなって、とても擦り傷に強くなったと聞いています。
特にタッチスクリーンに使われる樹脂は、基本的に保護フィルムなど必要無いとも言われているそうですが・・・、都会で使うならいざ知らず、山では泥だらけの軍手で画面を操作しなければならない状況だって想定しなければなりませんから、古い人間の私としてはやはり保護フィルムを貼らないと安心できないのです。

・・・で、考え方としては、百円ショップの安価だが弱い汎用保護フィルムを頻繁に張り替えるか、あるいは高価だが傷付き難い丈夫なフィルムを末代物として使用するかの二者択一となります。

素直に考えれば、安物の保護フィルムを使ったほうが結局は安上りだとは思いましたが、道具マニアの私としては評価の高い保護フィルムがその価格に見合う性能を持っているのかが非常に気になるところです。

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(Invisible SHIELD のパッケージには貼付液のパックやスクィージー等、一式が同梱される)

そこで、Dakota のディスプレーを保護するため、この種のフィルムとしては最強(?)との呼び声高いZAGG社のInvisible SHIELD を試してみることにしました。

Is_1
(貼付用の液入りパッド㊧で接着面を十分濡らして作業開始)

貼る手順は結構面倒ですが、車のウィンドーに遮光フィルムを貼るのと同じいわゆる水貼りという方法で、慎重に行えば初めての方でもそれ程難しい作業ではありません。

Is_2
(カード状のスクィージーで気泡や水分を除去すれば完成!)

貼ってみると、思ったより高級感も平滑感も感じられない製品で、外見だけで判断するなら、はっきり言えばこんな物に2千円も出すのは少々馬鹿馬鹿しい気がする!というのが正直な感想です。

さて、この見た目はパッとしないInvisible SHIELDですが、上記のメーカーサイト掲載の動画ではかなり荒っぽい実験に耐えているようです。(上記のリンクから動画を是非ご覧ください!)
はたして宣伝通りの耐久性能を持っているのでしょうか?

現在まで、2回ほど山で使ってみましたが・・・、この製品は一般的な保護フィルムと異なり鏡面というほど平滑でないので、本当に瑕が付き難いかは現段階ではまだ判断できないと言うのが正直なところです。
まあ、感じとしてはそこそこ効果はありそうなので、今後も継続使用しながら再度御報告したいと思います。



【余談ですが・・・】

GARMINの新世代タッチスクリーン式GPS 、OregonとDakota シリーズについてですが・・・。
Dakota 20 については小型で電池寿命もまずまずなのですが、液晶画面の精細度がイマイチで、実際の登山では新世代機種の売りの一つである「陰影表示」をONにすると縮尺によっては画面が非常に見難くなってしまうという大きな問題があります。
一方Oregon の方は、Dakota と比較して画面表示がかなり鮮明ではありますが、やや大振りで電池寿命が公称でも16時間と短いという弱点があります。
(どちらにせよ、道のない尾根を下降する場合など、画面を見ながら地形を読むような使い方をする場合には陰影表示をOFFにしておくほうが賢明です)

このように幾つかの問題点はあるものの、これらGARMIN の新世代の機種は、製品としての作り込みに関し、直前モデルの、“e trex”や“MAP”シリーズよりも若干ではありますが質感が向上しているようにも感じるのは私だけではないと思います。

GARMIN の歴代アマチュア用GPS機器の変遷を俯瞰してみると、旧世代の“GPS 38”や“GPS Ⅴ”といった機種に関しては、まだ測定器らしい質実剛健さ(?)が残っていたものの、次の世代の“e trex”や“MAP”シリーズになると、私の主観としては完全にアマチュア用といった軽薄な造りになってしまったような気がしています。

まあ、小さくて軽くなり、基本的な性能は圧倒的に向上しているし、民生用機器としては必要にして十分な耐久性も持っているのでしょう。
しかし、“e trex”や“MAP 60”シリーズの筐体を割って実際に中を覗いた限りでは結構チャチな造りであることは否めません。
ミルスペックを満たした軍用機器や、プロ用の産業用機器と比較するのは酷かも知れませんが、当時の日本語版GPSの法外な価格から考えると、決して価格に見合った作り込みはされていない製品だ、というのが正直な感想でした。

民生機とはいえ「米軍が実際の戦争に使ったモノ」ですからミルスペック同等の耐久性を期待する向きもあるでしょう。
しかし、実戦に投入されたとはいえ、その内情は湾岸戦争当時、米国防総省が軍用GPS機器の不足から仕方なく民生機(20年近く前だからGPS38とかとかGPSⅡといった機種かなぁ?)を掻き集めて前線に送ったというだけの話で、本来の軍用GPS(画像↓)は民生機とは比較にならないほど堅牢な造りで、衛星からの信号自体も民生用とは全く別の周波数を使っているのです。

Spn13a_2
(軍用GPS・AN/PSN-13A) 

まあ、この民生機器という割り切りのお陰で我々アマチュアでも気軽に購入できる価格で市場にGPS機器が流通している訳ですから、これはこれで良しと考えるべきなのでしょう。
コストを度外視して軍用と同じスペックで作ったらたぶん重くて嵩張る上にかなりの高価格(軍用は納入額で一台おそらく数十万円~)になってしまうでしょうからね。

・・・と、言うわけで、よく話題に上がる“瞬断現象”についても以上のようなコストという「民生機の宿命」に起因して発生する訳ですから、使用に際してはトラブルの発生を予想に織り込んで割り切って使用するか、より信頼性を上げたい場合は自分で筐体を割り接点をジャンパー線で直結するなどの自己責任での対処が必要になるということでしょう。

「閑話休題・・・」

さて、繰り返しになりますが、私は冒頭に述べたように新型のOregon やDakota シリーズについては、それまでの“e trex”や“MAP 60”シリーズに比較して、製品としての質感が向上しているように感じています。

これはあくまで私の主観ですが、この新世代機種の外見上の変化が耐久性や安定性といった目に見えない品質にも反映されていて、“瞬断現象”などのトラブル発生も減少し、より堅牢で信頼性の高い製品となっているのでは・・・という期待も同時に感じているのです。

また”あの代理店!”も、新型の日本語版Oregon 450 について、地図2種類とのバンドルではありますが“あの代理店!”にしてはかなり良心的(笑)な標準価格設定にしてくれたようで、これがさらなる登山用GPSの普及を後押しすることは確かでしょう。

そんな訳で、今後さらに増加するであろう多くのGPSユーザーからの発信を楽しみにしている昨今です。

さらに将来、国産の「準天頂衛星・みちびき」が通常運用されると、GPSの測位精度が平地で最小誤差数センチにまで向上し、谷間でもより正確な測位が可能となるそうですが・・・、かなりガタのきてしまった私の身体が、それまで山登りを続けらるほど元気でいられるか・・・、それが現在の私の最大の問題ですね。(笑)

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