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2011年2月11日 (金)

トリチウム・マーカーをもう一度!

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :★☆☆☆☆

(一応は放射性物質ですから、危険度★☆☆☆☆としました)

かなり以前の記事で、トリチウム発光体を利用した、真っ暗闇でもすぐにヘッ電(ヘッドライト)が探せるマーカー (画像↓)を御紹介しました。

Tri_4
(この以前使用していたマーカーは眩しいほど?明るかったが・・・)

この製品は、ガス状のトリチウムという放射性物質と蛍光物質を封入したガラス管をプラスチックのケースに納めたもので、トリチウムが半減期12.33年ということを考えると、徐々に減光するかもしれませんが、少なくても20年以上は暗闇でも光り続けるというスグレモノです。

渓筋の樹林帯での野営、しかも新月の夜だったりすると空間識を失うような真の闇となり、手探りでヘッ電を探すのにも苦労する場合がありますよね。
かと言ってラニヤードで小型ライトを首に提げて寝るのも鬱陶しいし・・・。

そんな訳で私は以前、蓄光素材のシートなどをライトに貼ってマーカーにしようと試みたこともありましたが、これだと光を当ててから2~3時間しか有効な発光を維持できず真夜中には既に光らなくなり、まったく役に立ちませんでした。

(最近は残照10時間以上と謳っている蓄光素材もありますので後日実験をして見たいと思っていますが、マーカーという機能に関してはトリチウムに敵わないと思われます)

そこで、このトリチウムのマーカーをヘッドライトに付けたところ、暗闇でのライト探しにとても重宝したので、上記の記事で御紹介したのですが・・・。
その後、何と!、突然その販売業者が放射性物質の取り扱いに関する法規違反という容疑で警察に検挙されてしまったのです。

ニュースを聞いたときは一瞬ビビリました(笑)。
しかし、この種の放射性発光物質は軍用のコンパスや照準器のみならず、民生品としても高級時計など身に着けるものにも使われていますし、放射されるβ線もガラス1枚で遮蔽できるほどのエネルギーしか持たず、そんなに目くじらを立てる程危険なものでないことは明らか(?)です。

・・・で、過日ウェブを巡回中、国内からも容易に購入でき、しかもマーカーに最適な小型のトリチウムキーホルダー (画像↓)を比較的廉価で取り扱っている輸入代行業者を偶然発見し、早速購入してみましたので、あらためて御紹介したいと思います。

Dscf2061  Dscf2064
(小さいし、@¥1,200なので用途は工夫次第!)

今回の製品はたいへん小型で、以前御紹介した『逮捕された業者さん』の物より光量はずっと少ないのですが、このような用途としては必要にして十分だと思います。

ヘッドライトのゴムバンドに画像のような状態で取り付けてみましたが、小さくても暗闇ではかなり目立つので十分実用になりました。

最近は微弱電流で2000時間以上マーカーを点灯できる既製品もあるようですが、このトリチウムだと電池に一切負担を掛けませんので、その意味ではエコな方法と言えなくはないでしょう。(笑)

Dscf2096  Dscf2097
(太目の糸でバンド部に縫い付けた)

また、戸外のテントの中よりも、消灯後の山小屋の中のほうが暗闇度(?)は高いかもしれませんので、むしろ小屋泊りの場合にこの道具が活躍するかも知れませんね。

『さらに、山ではありませんが、今回のインド・ネパール旅行でもこのマーカーを付けた小型懐中電灯(画像↓)が大活躍しました。
インドで私の利用するような“豪華ホテル?!”では、シャワーのお湯が突然冷水になるのは当然として、よく停電にもなります。
そのため、ホテルはサイドテーブルに蝋燭とマッチを用意してくれているのですが・・・、今回はマーカーのお陰で咄嗟の停電にもすぐ懐中電灯を探せてとても助かりました。』


Dscf2095


【余談ですが・・・】

ただし・・・、この輸入代行業者に注文しても、現地で荷造り発送をする業者や、配送を取り扱う郵便事業は中国人や中国のお役所な訳ですから、納期については日本の通販の尺度で言えば、かなりのんびりしています。
注文する側もこの辺の事情を斟酌し、おおらかな気持ちで気長に待つ覚悟で注文しましょう。
特に春節の前後1ヶ月間はトラブルを避けるためこの業者さんも輸入代行業を取り止めているようですから、スムーズに取引を行うためにはクリスマスから春節にかけての期間は、注文自体を控えたほうが無難かもしれません。(笑)

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