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2011年3月

2011年3月29日 (火)

GPSもビレーしてあげよう

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


お恥ずかしい話ですが・・・、登山歴の割には読図下手で方向音痴の私は、最近では視界の悪い山スキーの時などGPSのお世話になりっぱなしです。
今思えば、GPSが無かった時代によく遭難しないで生き残ったのか不思議なくらいです。(笑)

さて、ショルダーストラップに取り付けたGPSポーチは、スキーツアーなどの行動時に度々取り出して位置を確認するのにとても便利ですよね。

Gpsp3

しかし、素手では簡単なこの動作も厚い冬用手袋をしたままだとGPS本体を落下させてしまいそうになることもよくあります。(実は私も今シーズン実際にGPSを落っことしましたが、今回ご紹介する仕掛けのお陰でグランドフォールは免れました)


万が一落ちた場所が尖った岩の上だったとしたら・・・、修理(交換?)費も故障の種類に関わらずかなり高額な定額料金を請求されますし、何よりGPSが壊れてしまったのではその後の行動に支障をきたしてしまいます。
また、新雪の上にでも落としたら・・・、壊れないにしても荷物を背負いスキーを履いた無理な体勢でGPSを探さなくてはならなくなります。

また、首からラニヤードで吊るしたGPSをザックに付けたポーチに入れておくと、ザックを下す時にそれを忘れて結構恥ずかしい失態を周囲に披露することにもなりかねません。(笑)

そんな訳で、私はGPSの落下を防ぐためポーチの内側に小さなループを縫いつけ、それとGPS本体をカールコードで連結するという対策をとっています。

Gpsp5  Gpsp4
(㊧ポーチの内側にループを縫い付け、 ㊨GPSにはカールコードを取り付ける)

これでしたら、使用時に邪魔にもなりませんし、使用後はカールコードごとポーチに収納できますし、ジッパーも完全に閉められます。

Gpsp6
(このようにしておくとGPSのグランドフォールを防げる)

また市販のカールコードが長すぎる場合は落下防止の効果がありませんので、必要最小限の長さに加工して取り付ける必要があります。
長さは腕を伸ばし切れる直前位が適当でしょう。

画像にある私のカールコードは、市販のものを半分に切って2本作ったものの1本ですが、両端に細いコードのループを結び、結合部分を熱収縮チューブでカバーしました。

簡単な工作ですが、万が一のGPS墜落を防ぐことができますので、是非お勧めしたいプチ改造だと思います。


【追記】
書き忘れましたが、カールコードは金属ワイヤー芯の物でなく、ケブラー芯のなるべく細くて柔らかい物を使用しましょう。

ケブラー芯だと柔らかく抵抗無く伸ばせますし、ポーチの中でも邪魔になりません。
また、両端に携帯ストラップ用の細いコードを取り付けるときフィッシャーマンノットで確実に結束できます。
結束部をカバーする熱収縮チューブには“ヨンイチ・チューブ”など収縮率の高いものを使うと仕上げが綺麗です。(製作については後日記事にする予定!)

なお、私が使っている細いカールコードは最近見かけなくなりましたが、ビルの窓ガラス清掃用スクィージーの落下防止用の物でしたら現在でも入手可能だと思います。

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2011年3月22日 (火)

JETBOIL を“絞首刑”に!(試作編)

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :★☆☆☆☆


【今回は“JETBOIL ”をハンギングタイプにする改造です。】

この未曾有の災害の中、公私とも散々な状態で春の予定もすべてキャンセル。
・・・で、こんな事をやってみました。

Jb14


・・・さて、狭いテントの中でストーブを使うのは一苦労です。
特に装備の多い冬に、狭いテントの中で通常のストーブを使用するときは、常にクッカーを押さえていないとひっくり返して大火傷という危険も生じます。

まあ、冬でも短辺180cmのテントを二人で使うならスペースに余裕もありますが、二人用で冬のミニマムと考えられる短辺130cmのテントを使うとなると、安心してお湯を沸かせる場所も無く、ストーブ使用中は二人とも無理な体勢を強いられます。

そんな時非常に便利なのがハンギングタイプのストーブです。
これを使えばストーブ使用時に熱湯入りのポットをひっくり返してしまう心配も無く、お茶くらいでしたら下半身をシュラフに入れたままで楽しむことも可能でしょう。


今回は、狭いテントを使ってまで軽量化を図るハイカーやクライマー御用達のJETBOIL をハンギングタイプに改造してみました。
改造したのは“JETBOIL Flash/改”です。

純正品でもハンギングキットがあるのですが、確か4000円近くと高価でしたし、私の主観ですがやや大袈裟で使い勝手も良さそうには見えません。

そこで、改造の目標を、①軽量でコンパクト・パーツ数の最小化  ②セットに手間取らず即使用できる構造とする  ③本体に手を加えず現状復帰可能  ④吊るす高さの調節が容易 、と定めて設計を開始しました。

①についてはハンギングストーブの現在の主流であるステンレスワイヤーを使用せず、熱に強いアラミド繊維(ケブラー)のつり用糸(細くても耐荷重数十キロ)を支線に使用する事にしました。

しかし、この糸がいくら熱に強いといっても火のそばでは使用できないので、支点はコンパニオンカップの上部から取ることにしました。
また、この結果従来のハンギングストーブが3本の支線で吊っていたのに対し、支点が最上部に近い位置だと2本の支線で安定しそうですから、今回はこの方法を試みることにしました。

本体に穴を開けて支点を取り付けるなら設計は簡単なのですが、カップ内側にリベットが突き出してしまうとバーナー部が収納できなくなるので、目標③は最重要課題です。

当初はコンパニオンカップの外径に合わせたリング状バンドを作って下からスライドさせようと思いましたが、残念ながら熱交換部が邪魔でそう簡単にはいきません。

また、この部分がお粗末な造りだと使用中に外れて熱湯を浴びてしまう危険がありますので無い知恵を絞った結果、アラミド繊維ラインに掛る自重で自動的にC型形状の金属製バンドの末端が結合され、バンドがコンパニオンカップに締め付けられる構造にたどり着きました。
この方法だとフック部を入れても部品点数4、本体だけだとバンドとラインの2点とかなりシンプルです。

さらに、④を実現するため上部フックに自作アジャスターをセットし、ラインを簡単に任意の高さにセットできるように工夫しました。



・・・そして完成したのが、以下のデバイスです。

固定用金属バンドは本来は1mm厚のチタンを使いたかったのですが、長辺で320mm以上取れる素材の手持ちが無かったため1.2mm厚を使い、軽量化のため肉抜き穴をあけましたが・・・。
しかし、これが失敗でした、穴のある板の曲げ加工は困難できれいに仕上がらず、プロトタイプとはいえご覧のように見苦しい姿となりました。(涙)
このような穴の開いた細長い板はおそらく3本ロールを使っても綺麗には曲がらないでしょう。

Jb8
(プロトタイプをコンパニオンカップに取り付けた状態)

次回自作する際は、1mm厚のチタンを肉抜きせずに使用しようと考えていますが、これは私がチタン・マニアだからで、皆さんが自作する際はアルミの1.5mm程度、あるいはステンレスの0.8mm程度の板を使用することをお薦めします。
また、今回の試作では、実寸323㎜ × 20㎜ で作りましたが、次回は幅を15㎜にしようと思います。

きっちりと寸法を測って、締まった状態でコンパニオンカップ上縁のフランジでピタッと止まるように仕上げます。
“三本ロール”が使えれば簡単に筒状に仕上がるのでしょうが、私は所持していませんので太いパイプの端材を利用して丸く成型しました。

Jb13  Jb12_2
(㊧C型のチタン製バンドで、㊨カップ上縁のフランジを支える構造)

チタン・バンド両端の固定部は画像(↓)をご覧になるのが一番だと思います。
アラミド繊維のラインにテンションが掛ると末端同士が縫い合わされるようにシッカリ固定され、荷重が掛っている間は糸が切れない限りコンパニオンカップが脱落してしまうことは無いはずです。
両末端の上部はリッド(蓋)と干渉しないよう若干切り欠いて、その切り欠きと上縁の接点部はやや内側に曲げ、カップのフランジ部に密着するように加工しました。
また、ラインの接続部は画像のようにバンドの末端をカップ表面から浮かしてあります。(画像↓)

Jb10  Jb6

ラインの通る穴は面取りをして内面は、細いラバーバフで鏡面に仕上げておきましょう。
こうしないと強いアラミド繊維とはいえ使用中に傷んでしまうかもしれません。


反対側の支点はハンドプレスで半球形の出っ張りを付けて、この窪みにアラミドライン末端の結び目を納めるようにしました。
私は反対側の支点とレベルを合わせるため凸部下側に穴を開けましたが、ここは頂点部のほうが良かったと思います。
また両方とも凸部の上をラインが通るため、ラインはカップの表面から離れていますのでリッドとの干渉も避けられます。(画像↓)

Jb11  Jb7



コンパニオンカップへの取り付けはコジーを少し下にずらし、末端をC型開いたチタンバンドを上から被せてアラミドラインを引っ張れば末端同士が縫い合わされるようにシッカリ固定されます。(画像↓)
取り外しは逆の手順ですが、付けっ放しにするつもりならラインの出口に8ノットの結節を作っておけばテンションが掛っていない状態でも緩むことは無いでしょう。

Jb9
(両端を開きながら装着する)

この試作品では、ラインを2点支持式にしましたが、これでも特に不具合は無いようです。
むしろこの方が岩壁に吊るす際には安定するでしょうし、冬に雪で水を作る際もブロックの投入が容易だと思います。

もちろん、このハンギングキットを取り付けたままでコジーも併用できますし、ラインの支点を若干下げ、また外側に浮かせてありますのでリッド(蓋)も取り付けられます。(画像↓)

Jb1 

さらに、不使用時にはアラミドラインとフックをコジーのカトラリー・ポケットに収納しておけばノーマルの状態と変わらずに使用することができます。(画像↓)

Jb2


さらに、ステンレス・バネ材を曲げたフックの部分には自作のアジャスターを取り付け、吊り下げる高さを調節できるようにしました。

この調節部分は“3穴式”のロープ固定の仕組みを小型化したものです。(画像↓)
これもアラミドラインを使うメリットの一つでしょう。

Jb4
(黒いタブを引いて締まったコードを弛めれば長さの調節が容易になるが、最後に末端が通る穴を少し離れた位置に設ければこのタブも不要だろう)


以上、まだプロトタイプで実戦未投入の段階で、さらに使用中にバーナー部がカップから外れ、落下しないためのより確実な固定など、細部にについての課題はまだまだ残っています。
また、アラミドラインの耐久性も時間を掛けないと結論は出ませんが、とりあえず現在の状態でも十分有効に機能してくれそうな期待を感じさせくれる工作です。

比較的単純で簡単な工作ですから皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

注意!
テント内でストーブを使用するのは原則的には禁止行為です。(笑)
また、ハンギングストーブをテント内に吊るす時は、インナーフレームテントでしたらフレームの交点を支点にするか、また通常のテントの場合は幕体側の支点も補強しないと危険ですから注意してください。




バンド末端の固定法や構造、また取り外し可能なワイヤーを使う構造など、アイデアはまだまだあるのですが、時間と工作技術が不足でなかなか実行に移せません。
・・・と、言うわけで、今後とも継続課題として取り組んでみたいと思います。

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2011年3月11日 (金)

“登山靴”で山ボードを?

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★☆☆
危険度 :★☆☆☆☆


山スキーにはランドーネブーツ(山・スキー兼用靴)という便利なモノがあり、普通の登山靴ほど快適という訳ではありませんが、ワンタッチアイゼンも装着できますし、ビブラムソールなので岩場の歩行やキックステップだって一応こなせます。

しかし、スノーボードには登山靴と兼用できるようなブーツはありません。
そして、スノーボードブーツは外見も大きく、多くの場合山岳地形を長時間歩行するために造られていない訳ですから、平坦な雪上ならいざ知らず雪の急斜面や岩場の歩行には向いていません。

そして、通常のスノーボードブーツはキックステップが苦手ですし、かと言ってアイゼンを履こうにもつま先の広いボードブーツだとフィットしなかったり、靴底の外周部に爪が配置されないため滑り易かったり、また外れやすかったりと種々の問題が発生してしまいます。グリベルのG10ワイドなど幅広のアイゼンを使えば多くの場合問題は起こりませんが、それでもしっくり来ない場合も少なくありません。

ずいぶん昔ですが、私が山ボードを始めた頃は普通のソフトビンディングにアゾロのプラスチック製登山靴を履いてボードに乗っていました。
これでしたら普通の歩行も可能ですし、キックステップもできますし、ワンタッチアイゼンも使用が可能でした。
また、この靴は足首も深く、ハイバックとの相性も良かったし、インナーブーツも柔らかく、ボード専用ブーツと比べれば不満も少なくないものの、結構快適に使用ができました。

その後、K2のクリッカーシステムに凝り、自作の専用アイゼンスノーシューなどのアイテムを加え、これまた雪詰まりに苦労しつつも楽しく使用していました。
しかし、その後K2がクリッカーから撤退し、御本家のSHIMANOもクリッカーを見限ってラピッドファイアーやらアキュブレードなど次々と路線を変えるのに嫌気が差し、クリッカーと決別して、ランドーネブーツ(山・スキー兼用靴)をハードビンディングと組み合わせて山ボードに乗るという方法を試みました。(画像↓)

Gyrator2
(画像では判り難いが、ACT-GEAR のハードビンディング付きK2-GYERAOR)

そんな折、原点回帰と言う訳でもないのですが、ふとまた登山靴とソフトビンディングの組み合わせを試してみようと思い立ちました。

しかし、登山靴とソフト・ビンディングの組み合わせといっても、現在はプラスチック製登山靴が殆ど市場から姿を消しており、皮製か新素材のアルパインブーツしか選択肢が無くなっているのが現状なのです。

私も登山ではこの種の皮製のアルパインブーツを使用していますが、以前使っていたプラスチック製登山靴が柔らかいインナーと硬いシェルという2重構造で、足当たりもソフトでしたしビンディングのストラップを締めても均一に圧力が分散され快適だったのに対し、現在主流の皮製のアルパインブーツはソフトなインナーが無いため、実際にこの手のブーツでソフトビンディングを使用すると予想以上に内部が固く感じ、はっきり言ってあまり快適ではありませんでした。
かと言って、現在の私の冬用アルパインブーツは、ブーツ自体にシンサレートのライニングがあるため、厚手の靴下1枚でタイトにフィットするものを選んでいますので、もう1枚靴下を重ねるという訳にはいきませんでした。(画像↓)

1008_26  1008_27
(ネパールEX↑は非常に良い靴だが、タイトフィットのサイズだとボードには少々問題があった)

そんな折、ちょうど激安バーゲン価格になっていたボリエールの旧モデル皮製アルパインブーツ(画像↓)を発見したので、厚手靴下2枚を履いてちょうど良い大きめのサイズのものを選んで購入してみました。

Boots2

結果は・・・、結構いい感じでした。

Boots

ハイバックの上端部が脹脛に当たって痛いのでは?という心配も思ったほどではなく。
厚手の靴下を2枚履いたお陰でアンクルストラップを強く締めてもそれ程違和感はありませんでした。
当然ソフトブーツとストラップビンディングの組み合わせや、ハードビンディングとプラスチックのランドーネブーツの組み合わせよりは快適ではありませんが、操作性は中級者の域を出ない私の拙い滑りの範囲では、十分ボードをコントロールできる性能はありました。

10yakedake_20

ただし、繰り返しになりますが、ゲレンデで1日中フルにハードな滑走を楽しむという使い方だと、コントロール性や快適さと言う観点では、やはり専用のソフトブーツには遠く及ばないでしょうし、登山靴の形や種類によってもかなり差は出るでしょうから、総ての登山靴でスノーボードができるという保障はありません。

また、実際に長期間使用する際の問題としては靴紐のフックと擦てれ、アンクルストラップの内面が傷ついてしまう事が挙げられますが、これは厚目のスパッツを履く事で解決できると思います。

それから、登山靴はボードブーツと比較して細身ですので、センタリングさえ可能ならビンディングもワンサイズ小さなものを選んだほうが良いかも知れません。
特に細身のブーツだとビンディングの中で靴が暴れてしまうかも知れませんので、男性でも女性用のアイテムを選ぶという手もあるかも知れませんね。

10yakedake_14
(話は変わりますが・・・、チョット昔のキャンバー“FISH” は山用のオールパーパス板ですね

皆さんも『スノーボードにはスノーボード・ブーツ』という固定観念を捨て、スノーボードを背負って登山靴で冬山に登ってみてはいかがでしょうか?

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2011年3月 4日 (金)

GPS地図は“Topo 10M Plus”で決まりかな!(その2)

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(まだ未知数な部分もありますが評価UPです・価格が安ければ満点なのですが!)


当ブログでは度々登山用のGPS機器と地形図についてレポートしてきました。
そして、以前の記事で、ガーミンのハンディーGPS用等高線表示可能な登山用の純正地形図としては、最後発の“TOPO 10M +”について、登山用と限定すれば現在のところ最高の地形図ではないか・・・、と評価しました。

その後、この“TOPO 10M +”を使ってみて、またまた他の地図には無い素晴らしさを発見しましたのであらためて記事にして見たいと思います。
このブログのポリシーとして、駄目なモノはハッキリ駄目だと言いますが、良いモノは素直に賞賛することにします。

さて、私は冬に山スキー(ボード)を楽しむことが多いのですが、最近は歳のせいかスキー場のゲレンデトップからハイクアップしてスキー場横の尾根を降りてくるような半日~日帰りのコースがほとんどとなっています。
そんなツアーでゲレンデに戻る往復コースや、天候不良でゲレンデに戻るときなど、リフト乗り場や降り場の位置が判ると非常に便利なので、“TOPO 10M Ver.8.03”の場合、私はカシミール3Dから他のウェイポイントと一緒にリフトの位置をGPSに転送することにしています。

 (このような場合、『山旅クラブ』の有料地図も綺麗で良いのですが、むしろ国土地理院の無料閲覧サービス『ウオッちず』のほうが、最新情報が図上に反映されていて便利です。)

01  02
(㊧『山旅クラブ』と、㊨『ウオッちず』のカシミール3D上の表示)


そこで、今シーズン“TOPO 10M +”をスキーツアーに使ってみて、またまた驚きました。
なんと、リフトの索道の位置まで表示されるようになっていたのです。
これだと、わざわざ事前にリフトの上下の駅をウェイポイント登録しなくても済み、とても便利です。

では、スクリーンショットをご覧ください。
下の画像はVISTA-Hcx/J で、“TOPO 10M Ver.8.03” と“TOPO 10M +”のほぼ同じ位置を表示させた時の状態です。
両画像ともスキーヤーの形のアイコンは私が登録したWPですが、ご覧のように“TOPO 10M +”では索道のラインまでシッカリと表示されていていますので、この地図を使うならもうリフトの位置を登録せずともリフトの上下駅の位置が判るというわけです。
まあ、全部のスキー場というわけでもなさそうですが、さすが昭文社の作った地図といった感想ですね。

Topo803v  Toppv
(㊧“TOPO 10M Ver.8.03” と、㊨“TOPO 10M +”の表示)

ついでなので、新世代機種のDAKOTAではどう表示されるかも見てみましょう。
下の画像は陰影表示をOFFにしてありますが、この機種でもはっきりと索道の位置が表示されますし、Ver.8.03では表示されなかった新しい登山道も加わっているのが判ると思います。

Topo803d  Topod
(㊧“TOPO 10M Ver.8.03” と、㊨“TOPO 10M +”の表示)


また、“TOPO Ver.8.03”ではスキー場のエリアが黄緑色に表示されているのに“TOPO 10M +”ではそれが無いように見えますが、200mスケールまでズームアップしていくと(画像↓)のように黄色で表示されますのでご安心ください。

しかし、この色表示はベースマップに依存する表示のようで、ランドカバーの設定変更ではこの色表示可能な縮尺レベルは変えられないようです。

Topod200


・・・と、いうわけで、ハンディーGPS用の地図もずいぶん進歩しています。
純正以外の地図メーカーでも“いどんなっぷ”さんの地図ではルート検索機能が付き、自転車やバイクツーリング用としてはさらにコストパフォーマンスの高い地図に進化しましたし、新しい日本語・英語併記の地図では英語版GPSでも地名検索が可能になったということですから、積雪期や道の無い場所でGPSでの詳細なナビゲーションを要求される登山以外でしたら、これなどもコストパフォーマンスの高い実用的な地図だと思います。




【追記】

書き忘れましたが・・・。
私の機器の場合、VISTA/Hcx-J に“TOPO 10M + Ver1”を入れた状態では、“カシミール3D”とのウェイポイントのデーター転送に障害が発生します。
“TOPO 10M Ver.8.03”では問題が無かったので理由は不明ですが、“TOPO 10M +”がカードスロットに入っているとデータ転送に失敗したり、仮に転送できたにしても全てのシンボルがブルーフラッグになってしまうのです。
現在、仕方なくデーター転送を行う時には“TOPO 10M +”をスロットから取り外した状態でカシミールとの連携を行っています。

どなたか、この件についての情報がありましたらアドバイスをお願いいたします。

あの代理店に問い合わせても『自社製以外のソフトとの連携については“Out of my business”!』と冷たくあしらわれるのがオチですからね。(笑)

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