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2011年11月13日 (日)

“Dynafit TLT/Radical” は過激に変わったか?②

便利度 :★★★★★
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(現在は未使用ですのであくまで印象としての評価です)


「“Dynafit TLT/Radical”は過激に変わったか?①」からの続きです。


TLT-Vertical から TLT-Radicalへの変更は基本設計はそのまま踏襲されているものの、これまでの何度かのマイナーチェンジに比べ、かなり大幅なモディファイとなっています。
まず外見からの変更点をピックアップしてみましょう。


(変更点①)パッケージが変わった!

まずびっくりするのが、TLT/Radical-ST の箱が**/FTと同じ大型のものとなってやたらにゴージャスな感じになったことです。
以前の Vertical-ST のパッケージは再生段ボールのかなり貧相な感じで、こんな箱に数万円也の製品が収まっているようには感じられませんでしたが・・・、だからと言って何もこんなに豪華なパッケージにしなくても・・・、といった感がありますね。
また、マニュアルも大判になりましたが、取り付け用の紙ゲージは付属しません。

Rad_8
(㊧旧・FT、と㊨新・FT-Radical のパッケージ)



(変更点②)ビスが変わった!


通常のスキービンディングに使用されているビスは現在ほぼ100パーセントがPZ#3規格なのに、この製品はT20のトルクス(ヘックスローブ)ビスが使用されています。
意図は不明ですが、これは私的にはあまり歓迎したくない変更です。
ポジドライブでも必要にして十分だったのに、何故あまり一般的とは言い難いトルクスビスを使ったのでしょう?
これからはこのタイプのビスがビンディング用として一般化していくのでしょうか?
謎です・・・。
何れにせよ、ツアー携行工具にT20ビットを加えなければならなくなった事だけは確かです。

Rad_9  Rad_10
(㊨T-20 のビスとトルクスドライバー)



(変更点③)ビスパターンが変わった!


これは歓迎すべき変更です。
これまでのモデルではロックレバーの穴にドライバーを入れて前端のビスを締めなければならないという少々問題のある設計でした。
特に TLT-Vertical の1シーズン目以前のモデルでは、レバーの穴が小さく、細い改造ポジドライバーを使わないと取り付け・調整作業が困難だったのですが、今回のモデルチェンジでその心配も完全になくなりました。

また、トーピース取り付けビスの数も5本から1本減って4本になりましたが、その分前後のピッチを長くとっており、強度の面でも心配はなさそうです。

Rad_17
(㊧旧・ST、と㊨新・Radical-ST のトーピース底面)



(変更点④)トーピースの形状が大きく変わった!

外見でまず気が付くのがトーピースのフレームがアルミ製に変更されたことです。
またこの新型トーピースにはTLT-Radicalの一番の“売り!”であるブーツ装着を容易にする突起状のデバイス(画像↓・㊨)が組み込まれています。

この新機構に関しては後日、実際に使用してから改めて具体的なレポートを記事にしてみたいと思います。
もし、この小さな突起のおかげで悪条件下での装着が本当に楽になっていたら・・・、まさに画期的な改良!、なので期待は膨らみます。

また、フレームがプレスの鉄製からアルミダイキャスト製に変わりましたが、靱性の高い鉄製と比較して、ダイキャストは素材によって低温で脆くなる場合もあるので少々心配ではあります。
しかし、こればかりは外見からは判断できませんので1~2シーズン様子を見る必要がありそうですね。

Rad_2_2  Rad_15  Rad_16
(㊧ST-Radical のトーピース、㊥旧・STとのアーム部の比較、㊨新たに設けられた突起)


(以下、続く・・・)

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