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2012年1月 3日 (火)

“Dynafit TLT/Radical”は過激に変わったか?⑦(実証編)

便利度 :★★★☆☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★☆☆
危険度 :☆☆☆☆☆
(悪いわけじゃないけど、期待が大きかっただけに・・・)


TECビンディングの最大の弱点はトーピースのピンをブーツの爪先部分にある凹部にセットする時の位置決めが難しく、使い慣れた方でも深雪・急斜面など条件の悪い場面での装着には結構苦労するということでしょう。

しかし、新型の“Radical”ではこの問題を解決するため、新たにトーピースに位置決め用の爪先ストッパー(?)が設けられました。
これでブーツの装着が圧倒的に簡単になると、前評判もかなりのものでした。

Rad_2

・・・そんな訳で、私も道具マニアの性で、早速この新型の“Radical-ST”を早速入手してしまったのです。
そして、実際に板に取り付け、室内でブーツ装着のテストをしてみたところかなり期待が持てそうな感触を得たのです。

「これは無駄使いではなかったな・・・」などと、かなり期待して山に持っていったのですが・・・。

確かに、平地で雪が板に乗っていない状態では爪先ストッパーはかなり有効に機能しているように感じました。

・・・しかし!、実際の深雪の斜面で装着を試みてみたところ・・・、正直な話旧型と比べて“圧倒的に有利!”とはお世辞にも言い難いという印象を持ちました。

特にスキーブレーキを外しリーシュのみだと、つま先を入れようとした時に板が滑ってストッパーが有効に機能しないのです。
装着を簡単にしたいなら、多少重くなってもブレーキを付けた方が良いでしょう。

ブレーキの付かない“Speed-Radical”の場合は、ブーツのソール長に対するアジャスト幅が旧モデルの“TLT-Speed”より大きくなったのを良しとして、この点には目をつぶりましょう。(笑)

まぁ、使い込むうちにこの機能を活用するコツみたいなものを掴めれば、確実に旧モデルよりは装着が楽になるとは思いますが、現在のところではこんな感想しかお伝えできません。

Tltv_1  Tltv_2
(㊧ストッパーに当たるまでブーツを前にいれ、㊨そのまま踏み込めば装着完了のはずだが・・・・)

また、新しいアルミダイキャスト製のベースもかえって雪が付着して動作の妨げになってしまうような気がします。

改良され便利になっているのは確かなのでマイナスイメージはありませんが、期待が大きかっただけに、この現実にはチョッピリ残念・・・、と言うことなのでしょうね。

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