« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月

2012年7月22日 (日)

旧世代の小型防水ライトを汎用フラッシャーに改造!

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆



Fl_2
(赤色点滅のフラッシャー・改)

夜のジョギングやサイクリングの時、後方から追い越す車に恐怖を感じる事もしばしばです。
事故を避けるには、まず早めに自分の存在を運転者にアピールすることだと思いますが、
そのためには反射素材に加え、ピカピカ点滅するフラッシャーを身に着けるとより効果的でしょう。

また、山でも混んだテン場で後から合流する仲間に自分のテントを見つけてもらう時も、フラッシュマーカーを点滅させておけば、夜中に大声でコールしなくて済みますよね。

その他、夜間の犬の散歩にも使えますし、広い駐車場で自分が車を駐めた場所を忘れてしまうオッチョコチョイな方なども小型のフラッシャーを一つ持っていると結構役に立ちそうです。

しかし、市販品にも自転車用の物やボタン電池を使うものなど、この手の小型マーカーが幾つかあったのですが、防水性やデザインの面でイマイチ気に入ったものも無かったので購入には至りませんでした。


さて・・・、先日、某アウトドア系雑貨店を覗いたらペリカンの小型防水ライトが信じられないような激安値段でワゴンの中に転がっていました。
しかし手にとって良く見ると、残念ながら現在主流のLEDのライトではなく、旧世代の電球式のものだったのです。(画像↓)

Fl_1  Fl_7

ペリカンは、防水ケースにしても防水ライトにしても高品質で信頼性の高い製品を作る玄人好みのメーカーであることはご承知の通りです。
しかし、ペリカンケースについては取扱店も多く入手も容易なのですが、ペリカンライトに関しては国内のアフターサービス体制に些か問題があるようでした。
また、この手のライトのバルブはリフレクター一体型の専用の物しか使用できず、しかも今の代理店が悪いのか、国内では交換用のバルブの入手も容易ではないからです。

高性能のLEDライトが普及した現在、今更ランタイム2時間程度の電球式ライトを敢えて購入する理由も無いですし、改造して単四2本で白色LEDを点灯させようとしても昇圧回路のスペースが苦しそうです。

そんな訳で、激安とはいえ当初は購入する気もまったく起きませんでしたが・・・、そこでフッと思いついたのが3V仕様のまま、赤色の自己点滅LEDを直結して、多目的フラッシャーに改造できないかと言うことです。
これでしたら工作も簡単ですし、ペリカンの定評あるOリング式防水機能を活かし、最強の小型フラッシャーが作れるはずだからです。

で・・・、結局購入しましたが・・・、その時接客した店員の「フフフッ、この客は激安に釣られて何も知らずに旧世代の商品を買いやがったな・・・、いいカモだぜ!」と言いたげな顔が気になりましたが、まあ一々説明するのも面倒なのでその場は「安さに釣られた馬鹿な客」として意気揚々と店を後にしました。


早速改造です!
改造はオリジナルのリフレクター付きのバルブアッセンブリーを取り外し、同じ寸法に加工したLEDユニットを作って交換するだけです。

Fl_4  Fl_5
(ナイロン樹脂製の点滅LEDユニット)

高輝度赤色自己点滅LEDは秋月電子で購入しましたが、この製品は点滅も早く明るいので良く目立ち、ジョギングや自転車には最適ですが、単純に点滅マーカーとして使用するならもう少し暗く点滅の遅いモノの方が電池のもちは良くなるでしょう。

LEDユニットのボディーは白色のMCナイロンの丸棒から削り出しましたが、このような単純な形なら旋盤加工が下手糞な私でも失敗無しに完成させられました。
ビスとスプリングでターミナルを作り、LEDを取り付けてアルミの反射シートを貼ればLEDユニットの出来上がりです。
あとは、キャップを9割程閉め込んだ時に点灯するよう、アクリルパイプのスペーサーを加工し本体に取り付ければ、最強の防水小型フラッシャーの完成です。

Fl_6  Fl_3_2
(フラッシャーを分解した状態)

また、LEDユニット全体を新たに作らなくてもオリジナルのバルブユニットを少々加工すればLEDの取り付けが可能でしょうから、むしろその方がずっと簡単に作ることができるかもしれません。

また、今回の改造のベースとなったこのペリカン・ライトは、本体にクリップが付いており、ウェアーやザックなどに取り付けられますので色々な用途に使用できそうです。

皆さんも店頭で安売りされている旧世代の電球式ライトを見つけたり、あるいは引出しの中に使わなくなった古い小型ライトなどがありましたら、同様な改造をおこなって昔の愛用品をリバイバルさせてあげるというのも一興ではないでしょうか?

| | コメント (0)

2012年7月12日 (木)

50円でできる?“ギア・ハンモック” ②(改良編)

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆


“50円でできる?“ギア・ハンモック” ①(試作編) ”からの続きです】


さて、材料も余っていますし・・・、試作で素材の持ち味も分かり、修正すべき寸法も判りましたので、今回は実際に使用するギア・ハンモックを作ってみました。

基本は前回の試作とほぼ同じなのですが、試作品の状態を参考にして寸法を少し大きくし、不使用時などに邪魔にならないように、テンションを掛けてピンと張る仕組みを追加してみました。

Gh_1
(㊧試作品、㊨今回の改良型)

作り方は前回と同じですので詳細は前回の記事と、完成後にテントに取り付けた状態の画像(↓)をご覧頂ければ一目瞭然だと思います。

今回は試作品より多少大きめに作ろうとメッシュは470㎜×270㎜に裁断しました。
少々の縫い縮みはありますが、エアライズ2の場合これがほぼジャスト・サイズでしょう。

Gh_6  Gh_2

また、今回は長辺の中央にループを取り付けて、細い紐とコードロックで中央が弛まずピンと張れるようにしてみました。(画像↓)

Gh_4  Gh_3
(テンションを掛けピンと張っておけば弛まず、見た目にもスッキリする)

実際の使用状態が下の画像です。
たくさん物を載せると弛んで少々目障りですが、居住性が極端に悪くなるような事はありません。
また中央のコードを張ると使用中も弛みを多少抑えることができます。
さらにギアハンモックを弛まないようにするには、テント頂点のループを5つ目の支点にする方法も考えられますので、今後テストしてみたいと思います。

また、小物やヘッドランプを載せておくのに便利なだけでなく、眼鏡を使用している私は、就寝時に四隅や中央のコードに眼鏡を掛けておきますが、こうしておくと探さずにすみますし踏み壊わす心配も無く安心です。

Gh_7

「有ると無いとじゃ大違い!」と言って良いほど便利ですし、何より100円ショップの材料を使えばタダ同然ですから、皆さんにも是非お勧めしたい自作道具です。

| | コメント (0)

2012年7月 2日 (月)

ついでに…、BDの“STORM”にもマーカーを!

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆



過去の一連の記事のように昨年来、ご禁制で肩身の狭くなったトリチウム管に代わる、登山用のヘッドランプ・マーカーを色々実験してきました。

その結果、蓄光シートをLEDの周囲に配置しセルフチャージ方式とすると、登山用としては十分実用的なヘッドランプ・マーカーになることは過去の記事でご紹介したとおりです。

で・・・、ついでなので以前トリチウムマーカー仕様に改造した、現在最も高機能な(?)登山用ヘッドランプ、BDの“STORM”からご禁制のトリチウム管を取り外し、蓄光マーカー仕様に再改造することにしました。
これでしたら肩身の狭いトリチウムと違い、堂々と使用できますからね。

Storm_5
(ブラックダイヤモンドの多機能ヘッドランプ“STORM”)

さて、“STORM”は“EOS”と違って基板ユニットがビス止めなので改造はずいぶん簡単で♯1のプラスドライバー1本で簡単に分解が可能です。
チョットしたコツも必要なので、詳細は以前の記事をご参照ください。

Storm_5_2   Storm_12
(㊧4本のビスを外すと、㊨基板が分離できる)

今回はパワーLEDの周囲に蓄光シートを配置することにしました。
画像をご覧いただければ特に説明は不要かと思いますが、現物合わせで四角い蓄光シートにLEDのベースが嵌る正方形の小さな穴をあけ、実装部品やインダクターを避けるようにトリミングすればOKです。

Storm_2  Storm_1
(㊧蓄光シートをカットし、㊨のように貼り付ける)

これを基板ユニットに貼るのですが、ここは発熱する部分ですのでベタベタする元の粘着剤は取り去ってしまい、変性シリコン接着剤で軽く固定してみました。

発熱を考えると“EOS”のような配置が良いのでしょうが、“STORM”にはそのスペースが有りませんでしたのでこのような方法を採りました。(画像↓)
蓄光シートが熱に対してどのような特性を持つかは知りませんが、LED程度の発熱ならこれで特に問題は生じないと思います。

Storm_4

実験は当然ですが大成功(画像↓)で、過去の改造同様暗闇では良く目立ちます。

Storm_6

ただでさえ、暫く使わないと所有者本人でさえ使い方を忘れてしまうほど多機能な(!?)“STORM”が、さらに多機能化した訳ですから、まさしく最強の登山用ヘッドランプが誕生したといっても良いでしょう。(笑)

さて、これで手持ちのヘッドランプを全部蓄光マーカー仕様に改造しちゃいましたので、このシリーズは今回が最終回です。
700円少々の葉書大蓄光シート1枚で、ずいぶん楽しく工作遊びをさせていただきました。


簡単な改造なので、皆さんも各自工夫してお手持ちのヘッドランプをセルフチャージ式の蓄光マーカー仕様に改造してみたらいかがでしょうか。
結構楽しいですし、実際にも役に立ちますよ!

| | コメント (0)

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »