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2012年8月 7日 (火)

チタン製簡易アイゼンを改造する

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆


 
Crampon_1
(夏の雪渓で実際に使用してみたが十分効果的だった)

夏の雪渓では極端な急傾斜でない限り冬山用アイゼンの出番は少ないと思いますが、条件によっては何らかの滑り止めがあると楽だな、と感じる場面もままありますよね。
そんな時、ブーツの土踏まず部分に装着する簡易アイゼンを一つ持っていると安心です。

まぁ、このタイプのアイゼンは10本爪以上の物と比べれば「気休め程度」と評価する方もいるくらい頼りない感じはしますが、いざという場面ではこんな簡単なアイゼンが一組あるか無いかが生死を分ける事だってあるのですから、「気休め程度」などと評価するのも少し可哀相な気もします。

私はすでに6本爪の簡易アイゼンを持っていますので、この手の土踏まず部分に装着する簡易アイゼンは購入する気も起きなかったと言うのが正直なところです。

ところが、過日某登山用品店からのメール広告にエキスパートジャパン社製のチタン製5本爪簡易アイゼン“チタン 5P”がバーゲン価格で売られているのを見つけたのです。
(現在このチタン製はカタログ落ちしているようなので在庫処分の廉売だったのでしょうが、同型のクロモリ製の“5P”は現在でも購入可能です)

私は“チタン”という言葉にめっぽう弱く、チタン製というだけで何でも欲しくなってしまう悪い癖があるので、思わずポチッと購入してしまいました。

届いた商品はチタン独特の質感を持つ感じの良い造りでしたが、ブーツへの装着はアイゼン本体をナイロンバンド1本で直接締め付ける方式です。
取り敢えずブーツに取り付けてみた感じでも、案の定少々心細い感じで、私的にはかなり不満でした。

そんな訳で、以前の“ピンソール・ミニ もどき”でも採用した“理事長式アイゼンバンド(自称!)”に改造する事にしました。
構造は画像をご覧頂けば判るように、アイゼン本体にDリング付きのステーを取り付け、足の甲と踵でクロスさせた2組のバンドで靴に固定する方法です。
自慢ではありませんが(?)、この方式だと足への締め付けも過度にはならず、しかもシッカリと土踏まず部にアイゼンを固定できますし、明確な土踏まずの無いブーツはもちろん、フエルトソールやフラットソールなどにも十分実用になる程度には装着が可能です。

Crampon_3  Crampon_4
(足の甲と、踵でクロスさせる2組のバンドで前後のズレを防止する構造)   

また、バンドを取り付けるDリングと本体を結ぶ金属の帯状部品は本体に合わせてチタン板を使い、潰しリベットで固定しました。

Crampon_2  Crampon_5
(㊧本体とDリングをチタンプレートで連結、㊨裏面から見た装着状態)

冒頭の画像は先日実際に使用した時のものですが、それなりに効果的で、また緩むこともズレる事も無く使用できましたので安心してご紹介したいと思います。

夏場に雪渓のある山に行くとき、軽量化との兼ね合いでアイゼンを持参するかどうか悩みますが、持って行かなかったときに限って気温が低く、早朝の氷化した雪渓をおっかなびっくり歩かされ後悔させられるものです。
そんな後悔をしないためには、重さの負担の無いこの手の簡易アイゼンをお守り代わりにザックに放り込んでおくのも賢明な選択だと思いますよ。

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