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2012年9月17日 (月)

“つめかえ君”の究極バージョンを作る②(完成編)

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★☆☆
危険度 :★☆☆☆☆
(ガスの詰め替えは自己責任で!!!)



「“つめかえ君”の究極バージョンを作る①(試作編)」からの続きです

前回の実験で分離型のつめかえ器具が何とか実用になりそうだという事が判ったので、今回は完成型を作ってみました。

要は、詰め替え器具の両端とも分離型ストーブのカートリッジに取り付けるバルブ部分にしてしまうということです。

詳細は画像をご覧になれば理解できると思いますが・・・。
まずALOCS“Gss Adoptor”のバーナー取付け部からホースを取り外します。
この部分はNBRホースをステンレスメッシュで被覆した上から真鍮のスリーブをカシメていますので外すのは少々厄介です。
私はスリーブにリューターの回転砥石で溝を入れそこから割って取り外しました。

バーナー取付け部を取り外したホースの末端に、反対側と同じバルブパーツを嵌めこみ、アルミパイプの自作スリーブをカシメた上から熱収縮チューブでカバーしました。(画像↓)

Tkk_s_1

また、私が改造に使った製品は細部の仕上げが悪かったので、ついでに分解して粒度の細かい耐水ペーパーで擦動部を磨き、回転部のOリングにシリコングリスを塗って動きをスムーズにしておきましたが、こうしておけば重量の測定誤差も多少は少なくできるはずです。

Tkk_s_2
(手持ちだと重さに誤差が出てしまうが・・・)

さて、使用法は前回の試作品と同じですが、上側のカートリッジを適当な台に乗せ動かないようにし、ホースはU字型にしてホース接続部が平行な位置関係になるようにしたほうがよいでしょう。
こうするとホースの重量と弾性がスケールに表示される重量に与える影響を少なくできるからです。

実験の結果、一回でほぼ適正重量までガスを充填することができましたが、やはりホースの剛性や回転部の摩擦抵抗でスケールの表示にはどうしても誤差が生じてしまう事は否めません。
詰め替える量を控えめに設定し、最後にカートリッジ単体で重量を測定してオーバーチャージになっていないかの確認が必要でしょう。

なお、今回は見栄え重視でオリジナルのステンレスメッシュホースを流用しましたが、実用性を考えると寧ろ重く捩れ剛性の高いメッシュホースでないほうが良いと思います。

できれば、見栄えは悪くても柔軟な細径のNBRゴムホースを単体で使うか、軽く耐圧性の高い細径のウレタン製エアホース、(ブタンやプロパンに対する耐久性心配ですが・・・)を使用する方がベターでしょう。

まぁ・・・、今回の作品も見掛けは立派ですが、既製品に比べてもたいして便利になるわけではなく、むしろ市販の器具の方が操作が単純で良いかも知れません。(笑)
そんな訳で、誰にでもお薦めできるとは言い難いマニアックな道具ですが、中国製品を素材に使えば、工作をする楽しさを味わいながら、しかも元祖“つめかえ君”の半分以下の出費で楽しい玩具が作れますので、遊び半分で試してみるのも悪くないと思いますよ。

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