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2012年12月12日 (水)

“DYNAFIT/Spssd-Radical ”が早くもマイナーチェンジ? ②

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆

「“DYNAFIT/Spssd-Radical ”が早くもマイナーチェンジ?①」からの続きです)

Speedn_9
(改良された“Spssd-Radical ”)

ヒールピースの逆転規制機構に問題があり、抜本的な対応が待たれていた“Radical シリーズ”ですが、早くも12-13シーズンからは“Speed-Radical”でもその対策が採られたマイナーチェンジ品がリリースされました。

構造はご覧の通りで、ピンによる逆転防止が廃止され、ヒールピースのベースに新たに設けられたノコギリ状のセレーションとヒールハウジングの突起が噛み合うというシンプル(原始的?)だが確実な逆転防止機構に変更されたのです。

Speedn_7  Speedn_8  Speedn_5
(㊧ベースと、㊥ヒールハウジングの、㊨ギザギザが噛み合って逆転を防ぐ)

噛み合って逆転を防止するといっても、歩行・登行モードの時にヒールピースに体重が掛かった時だけベースとヒールハウジングのセレーション同士が押し付けられて噛み合うようになっているので、この構造だと無荷重ならどちらにでも回転させられるというメリットもあります。

まぁ、本体の破損事故が避けられるとはいえ、この部分の耐久性などはまだ未知数ですから暫らく様子を見ないと正しい評価は定まらないでしょう。


また、12-13の“TLT-Radical/ST ・ FT”ではこの逆転規制ピン欠陥の対策として、スキーブレーキに後付けのストッパーが新たに設けられましたが、このため(?)以前は容易だったブレーキの着脱が事実上不可能になってしまったのは非常に残念です。

このため、シチュエーションによってブレーキを着脱して使用したいと考えるなら、現状では前モデルの“Vertical-ST”か、問題のある11-12の“Radical-ST”かを選ぶしか方法は無くなった訳です。

いずれにせよ私達Dynafit愛用者は、これらメーカーのトライアンドエラーを、TLTシリーズの進化に伴う一時の好転反応(笑)と考え、道具としての成熟まで暫らく見守る必要がありそうです。


・・・で、私の購入した“TLT-Speed”は上記のマイナーチェンジを施されたものでしたが、聞くところによると、12-13モデルとして販売されている商品の中にもマイナーチェンジ前の、ピンによる逆転規制機構のものが混在しているという話です。

Speedn_10 
(12-13 年モデルはヒールリフターの“雪豹”がプリントから浮彫りになった)

皆さんも、せっかく軽い割に高価なDYNAFITビンディングを購入予定なら、この点もチェックして、より安全な最新型のモノを買うようにしましょう。


さて・・・、次回は“Vertical”までのTLTシリーズには設定が無く、“Radical”から付加された逆転規制機構と、これに伴って外観からは見えないTLTシリーズの基本構造の変更について述べることにします。


(以下、続く・・・)

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