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2013年5月 7日 (火)

スプリットボードのシールを改良する

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆



Tailf_2
(“Spark R&D”製のテールクリップキット)

スプリットボードとスノーシューのどちらが優れているのか?と時々訊ねられます。
もちろんコースの地形や諸条件によりどちらが有利だとは決められませんから、私としては『板を担いでスノーシューで登る方が面倒が無いし、金も手間もかからないよ』と答える事にしています。

まぁ、ルートによってはスプリットボードのほうがスノーシューより圧倒的に有利な場合も少なくありませんが・・・、そのルートで有利なはずのスプリットボードでも、シールトラブルが発生すると、後発のスノーシュー・パーティーに「フフッ!」と笑われながら追い越されて悔しい思いをしたり、場合によっては登行中止という事態も考えられます。

無論シールのメンテナンスが完璧ならそんな心配は不要ですが、多くの方が使っているVOILE(アセンション製)のような貼り流しスキンだと、一寸メンテナンスをおろそかにしただけでシールトラブルの発生も多くなってしまうというのが現実です。
特にトリミングの時に余った長さのシールを、カットするのが勿体無いからといってテールベンドの接雪点より長い位置でカットしてしまうと必ずシールトラブルに見舞われるので要注意です。


何より一番良いのはテールフックのある新型のスプリット専用のシールに買い替える事ですが・・・、今更2万円も金を掛けるのも勿体無いと考えるなら、今使っているシールをテールフィックスタイプに改造すると良いでしょう。

この改造には G3のテールクリップを改造 したものとBDのSTSテールキットを組み合わせるという方法もありますが、それが面倒なら  “Spark R&D”製のテールクリップキットを使えば比較的簡単に貼り流しのシールをテールフィックスタイプに改造することができます。

また、これから新品の張り流しシールをトリミングするなら、初めから初期投資としてテールフィックスに改良しておいた方が良いと思います。(画像の例はトリミング時に合わせて改造したものです)

Tailf_1
(テールフィックスに改造したVoile の純正クライミングスキン)


また、このテールクリップキットには、既に今お使いのシールを短めにトリミングしてしまったため、キットのストレッチベルトでは届かない場合を想定した延長用のナイロンテープが付属しているので、とりあえずどんな場合でも改造が出来そうです。

取り付けは、付属のマニュアルがテンプレートになっていますのでそれを参考にしながら作業すればOKです。
念の為、ストレート側のエッジからテールクリップのバックル部中心までの長さを測り、シール貼った状態でストレッチベルトが真っ直ぐ引かれる位置にマーキングし、付属のカシメを打てば出来上がりですから、両方合わせても30分程度で終わる簡単な作業です。
改造途中の画像はありませんが、改造した状態をご覧になれば特に解説の必要も無いでしょう。

Tailf_4 Tailf_3
(3本のカシメで留めるだけの簡単な作業)

山スキーヤーと違い、BCボーダーはシール(クライミングスキン)の扱いに不慣れな方も多いと思いますが、貼り流しからテール固定に改造しておけば突然のシールトラブルで泣かされる危険性をかなり低下させることができると思います。

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