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2013年10月17日 (木)

“GAS SAVER/押忍!”に改造 ! ①

便利度 :★★★★★
工作度 :★★★★☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★☆☆☆☆



私は中途半端に残ったガスカートリッジの残量を一つにまとめたり、JETBOILで使った110型カートリッジに500型カートリッジからガスを補充するのに現在は “つめかえ君・押忍/Speed” をメインに使っています。

ブログネタ用に“GAS SAVER”や“GAS SAVER +”(画像↓)なんかも入手しましたが、結局“つめかえ君/押忍/Speed”が一番便利だからです。

Gsplus_1


しかし、“つめかえ君”よりも安価で、ガスの移動も早く、小型で内部残留ガスも少なく、バルブのON/OFF操作も素早くできる、(ネジ山の強度以外は)良い事尽くめの“GAS SAVER”を、“つめかえ君/押忍”のように、下のカートリッジに押し付けてバルブを開くだけで、素早くガスの移動ができるようになれば、理想の詰め替え器具になるはずです。

Gworks_gs_3
(韓国製の“GAS SAVER”)

では、私はなぜ今までこの“GAS SAVER”を“押忍タイプ”に改造しなかったのでしょうか?。
それは・・・、この改造には手間も暇もかかる事が予想され、単純に面倒臭かったからです。


“つめかえ君”のカートリッジ取り付けネジ部は長ナット状の6角形で、しかも簡単に分解できますから、旋盤の三ツ爪チャックに簡単に咥えられますし、センターも自動的に合わせられます。(画像↓)

Tsumekae_4
“つめかえ君/押忍”のカートリッジ取付け部

それに対し“GAS SAVER”のボディーは四角柱状ですから、旋盤のチャックを4ツ爪インディペンデントチャックに交換せねばなりませんし、ワークのセンター合わせにもかなりの手間が掛かります。

そして、一番厄介なのがカートリッジ取付け部の中央にあるプッシュピンの存在です。
“つめかえ君”のプッシュピンは分解時に取り外せますので、小さい中繰りバイトなら入るスペースが十分あり、内側のネジ山を簡単に削り落とす事ができました。

一方“GAS SAVER”のプッシュピンはボディーに嵌合されていて取り外しができず、それが邪魔になって小さな中繰りバイトすらワークの中に入らないのです。

Gsplus_3
(普通のバイトでは中央のピンとネジ山の間に入らない)

しかし、これしきの事で諦めたのでは山道具道楽の名が廃る・・・、という訳で、ブログネタ用にまたショウモナイ改造をしてみることにしました。


そんな訳で、取り敢えず工程を説明しておきます。

①まず“GAS SAVER”のボディーを旋盤のチャックに咥えるための簡単なヤトイを作ります。
本体のバルブステムはスプリングピンで留められているので、分解も可能ですが、今回は分解せずにバルブステムを逃げる溝を作ったヤトイを介してボディーを4ツ爪チャックに固定します。(Oリングとワイヤーノブを取り外し、切り子が入らないようにガスの穴を塞いでおきます)

Gso_2


②次に面倒なセンター合わせをします。
4つの爪を交互に少しづつ締めたり緩めたりを繰り返し、最後にダイヤルゲージを見ながら微調節します。(画像↓)

Gso_1


③次もまた面倒です。
極細の中繰りバイトを作らなければならないのです。

私は先が折れて廃棄するタップをグラインダーで粗整形し、ダイヤモンドラッパーで刃先を整えました。(画像↓)
1回だけ使用できれば構わないのでかなりテキトウに作りましたが、それでも十分使用に耐えました。

Dscf0347
(丸シャンクにはV溝のある敷板が必要)

④この折れタップで作った丸シャンクの自作バイトを、V溝のある敷板で刃高と刃角を合わせながら刃物台に取り付け、ネジ山を削り落とします。
バイトが細いので折らないよう少しづつ削り、時々110型カートリッジのネジ部をゲージにしてギリギリ挿入できるまで内径を拡げます。

以上、加工対象が小さいので模型用旋盤でも十分加工が可能でした。

Gso_4 Gso_7
(㊧自作のバイトで、㊨ネジ山を削り落とす)

これで目出度く完成です・・・、と言いたいところだったのですが・・・。

しかし・・・、実際にテストしてみたところ、“GAS SAVER”を下のカートリッジに押し付けてガスを移動中、チョット傾いたりグラついた時、ガスが一瞬「プシュッ」と漏れるのです。

これは“GAS SAVER”下部のガスカートリッジに接する部分の形状に問題があるからなのです。
それに気付かず作業完了だと思ったのですから、私もずいぶんと焼が回ったものです。

そんな訳で・・・、この状態でも使えない事はないのですが、より使い易い道具にするために少々追加改造を行う事にしました。


【以下続く・・・】

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