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2013年12月16日 (月)

P-153 のウインドシールドを改良②

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★★☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★☆☆☆☆


【“P-153 のウインドシールドを改良 ①”からの続きです】


今回も前回に引き続き、プリムスの“P-153”用ウインドシールド製作の第二弾です。

戸外でバーナーを使用する時、風をいかに遮るかで湯が沸く時間にも燃料消費量にも大きな差が出ますので、正規にオプショ設定の無いバーナーをご使用の場合は是非自作してみてください。

前回の記事で改良したウインドシールドは、数年前作ったピンで固定するものでした。
この方法はゴトクが不用意に動かないよう固定されるという副次効果もあって良かったのですが、反面、分離するピンが必要で、紛失の恐れもありました。

そこで今回は、スノピのギガパワー・マイクロマックス用のウインドシールドを作った方法と同じ、ゴトクに切り欠きを作り、そこにウインドシールドを固定する方法を採用してみました。

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(今回作った新しいP-153用ウインドシールド)

今回は試作という事で、ウインドシールドの素材は、使用して凹んでしまったチタンクッカーの底の部分を使用しました。

クッカーの底を2センチ強の深さにカットし、上縁から4ミリくらいのところで折り返して板金加工で形を整えます。
縁の部分は切りっ放しだと手を切りそうですし変形しやすいので、折り返して二重にして補強しましょう。

153ws_5 153ws_6
(クッカーの底部分を切り取り、画像のように加工する)

次にバーナーのゴトク部分に溝状の切り欠きを作ります。
ヤスリで切り込む位置に当たりを付け、金工鋸で切り込むか、リューターに切断砥石を付けて数ミリの溝を切ります。

私の場合、以前作ったウインドシールド用のピン穴がありますので切り欠きの位置をやや上にせざるを得ませんでした。
この位置だと荷重に対する強度が気掛かりでしたが、テストした限りでは2リッター程度のクッカーなら全く問題は無さそうです。
しかし、できるならもう少し下、ピン穴のある位置くらいが良いかも知れません。


153ws_9 153ws_8
(ゴトク部分にウインドシールドが嵌る切り欠きを加工する)

続いて、溝の底の対角長を測り、それに合わせて金工用のサークルカッターの刃を調節し、まず0.5ミリ厚のステンレス板をテストピースにして、にボール盤でテスト用の穴を開けてゴトクに取り付けてみましょう。
そこでピッタリならOKですが、穴が大き過ぎたり小さ過ぎたりするようならサークルカッターの半径を調節してテストピースにリトライします。
なお、僅かに穴が小さ過ぎるような場合はゴトクの切欠きを少し深く削る方が簡単でしょう。

大きさが決まったらウインドシールドの中央にテストピースと同じ大きさの穴を開ければ完成です。
取り付けは、畳んだゴトクを展開しながらウインドシールドを切欠きに嵌めていくだけと超簡単です。
今回の試作では吹きこぼれが中心のバーナーに流れないように上面をややコンベックスにし、また五徳が動かないようにウインドシールドに4か所の凹みを設けてみましたが、後者は特に必要無いかも知れません。


失敗の許されない現物合わせの加工ですから、面倒でも必ずテストピースに穴を開けて寸法を確認しながら慎重に作業を進めてください。


まぁ、試作ということで、元々変形していたクッカーを素材として板金加工した作品なので、見栄えは悪いですが実用性は十分です。
いずれ、バーゲンで激安のチタンクッカーなどがあればそれを素材にもう少し美しい完成版を作ってみたいと思います。








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コメント

今年も、大変参考にさせて頂きました。
個人的に資料写真まで頂いて大変助かりました
また、来年も更新を楽しみにしています。

それではよいお年を!

投稿: Katsu | 2013年12月27日 (金) 12時41分

Katsuさん、私のテキトーな記事でも参考になったのなら幸いです。

ところで・・・、例の車内キャリーですが、天井とのクリアランスが微妙に難しいですよね。
狭いと板が積めないし、広くすると2列目の座席が苦しくなるし・・・。
私も色々試行錯誤中ですが、現在の形でもファットが4セット積めるとはいえ、2列目は使えなくなっちゃいます。

ではよいお年を!

投稿: 理事長 | 2013年12月28日 (土) 17時29分

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