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2014年2月 5日 (水)

ATLAS のリベンジが始まった? (Aspect 24)

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆

(新型ASPECTなら推薦度は★★★★★でしょう!)


2
(今回は“ATLAS/Aspect 24”のレポートです)



現在一番人気のスノーシューと言ったら、MSRライトニングアッセントでしょう。
抜群のトラクションを誇りながら極めて軽く、しかもカッコイイのですから売れて当たり前だと思います。

問題があるとすると、足を上げた時シューがブラブラ回転してしまうことと、全体にやや華奢な印象を受けることくらいでしょうか。
まぁ、ブラブラすると言ってもストッパーがあるため回転し過ぎる事はありませんし、華奢と言っても重荷を背負って余程乱暴に扱わなければめったに故障しない程度の強度は確保されています。

さて、この“MSR”が画期的な樹脂製のスノーシューで市場に参入したのは十年ほど前からの事で、スノーシューブランドとしては老舗の“TUBBS”とか“ATLAS”と比べればまだニューカマーの地位にいると言って良いでしょう。

特に“ATLAS”は十数年前の米国のBCボードの黎明期には圧倒的な人気を誇り、これを履いてサークワークスのバックパックでボードを担ぐことが最先端のスタイルだったことを思い出します。

しかしながら、“MSR”は現在の我が国のBCシーンではこれら先輩ブランドを差し置いて独り勝ち状態にあるのです。


私もかつては“ATLAS”を使っていたのですが、トラディショナルなパイプフレームだと板状フレームの“MSR”と比較して、どうしてもトラクションと重量の両面で見劣りがしたため数年前から“MSR”の製品を使うようになりました。

“ATLAS”ユーザーの多くは同様の理由で“MSR”に乗り換えていき、現在の“MSR”の独擅場が形成されたのだと思います。

しかし、老舗“ATLAS”もいつまでも新参者の“MSR”が独り勝ちをしているのを指を咥えて見ているわけではありませんでした。

昨シーズン位からいよいよ逆襲に転じた模様で、“MSR”のパクリと言えなくもないのですが・・・、セレーション(ギザギザ)付のT字断面フレームと従来型のパイプフレームを組み合わせた、良い所取りのような“Aspect”。(←リンクは後述のニューモデルのものです)という製品を市場に投入したのです

Atlas_b_2 Atlas_b_1
(“Aspect 24”の裏と表)

これは、かつての“ATLAS”ファンとしては非常に気になるところでした。
スプリングローデッド・サスペンションと呼ばれるフットベッドの固定部は節度を持った自由度でブーツをホールドし、しかもどんなに乱暴に扱っても『多分、絶対壊れない!』安心感を持ちながら、加えて“MSR”と同様なトラクションを発揮するとすれば、これはかなり使える製品と言えそうです。

そんな訳で早速使ってみました。

結論から言うと、使い勝手としては非常に良好でした。
“MSR”と同じようなセレーションのあるT字断面のフレームは軟雪でも押さえが効いて安心ですし、クラスト面でも十分なトラクションを得られそうです。
また誤って反対のシューを踏んでしまってもフレームの上面がフラットなので足を抜きやすい気がします。
また、ヒールリフターはMSRのパクリともいえそうですが、これまた使いやすくなりました、


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(フラットになるのでザックへも安定して固定できる)

当然、スプリングローデッド・サスペンションは期待通りの使用感で、下りの深雪斜面を乱暴に駆け降りたとしてもブーツにシューが追従して不安は感じません。
“MSR”と比較して、破損の不安を感じずに乱暴に扱えるのは大きなメリットでしょう。

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(スプリングローデッド・サスペンションは足への追従性良好!)

しかし、実際に使ってみて少々問題点もあることがわかりました。
歩行中にシューの内側同士がぶつかり合うことは避けられませんが、Aspect 24の場合は構造上MSRと異なり傷んでは困る所がセレーションと干渉してしまうようです。
スプリングローデッド・サスペンション取り付け部や、内側のデッキシートをフレームに巻いて固定した部分はカバーされていますが、それでも使用中の無意識の足運びによってかなり疵付いてしまいました。
さらに、ノーズ部分のフレームにデッキシートが巻き付けられている部分はカバーされていないので、変則的な足捌きを要するような場面ではこの部分も傷んでしまう可能性もありそうです。

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(2~3回の使用でこれだけの疵が・・・)


あとは、仕方のない事なのでしょうが頑丈な分だけ重くなってしまいます。

“MSR”の同等品“ライトニングアッセント25”のカタログ重量が1.785㎏(ペア)であるのに対し、“ATLAS”の“Aspect 24”は実測で2.13㎏ですから、ペアで345g、つまり缶ビール一本分も重いことになります。

とは言え、重い荷物を担いだりハードな使用ををする場合を考えると、私的には総合的に見てこの重量差を埋め合わせるに十分な機能的優位性はあると考えています。
道具は使えてナンボですから、極端な軽量化マニア以外には十分お薦めできる製品と結論しても良いでしょう。


・・・と、ここまでは私の使用している旧モデルの話です。

私としては悔しい事ですが・・・、今シーズンの“Aspect 24”は大幅に軽量化され、重量が1.87㎏になりました
しかも、色も美しいブルーアルマイトカラーです。

これで、マイナーチェンジ前と同じ強度と耐久性があれば、もう“MSR”の独り勝ちは許されなくなりそうです!

あ~ぁ、1シーズン前に買わないで今年まで待てば良かったなぁー・・・。

K1831873
(マイナーチェンジされた“Aspect 24”は1.87㎏! *代理店の画像を借用)




【余談ですが・・・】

山登りの話題ではないのですが・・・、最近とてもビックリするやら呆れるやらといった状況に遭遇したので、黙っておられず、報告することにします。


それは、気合の入ったスキーヤーの集まる某スキー場にほど近い某温泉宿でのお話です。

そこはとても良い温泉で、宿自慢の大浴場?は男女混浴・・・、といっても脱衣所は男女別で湯船にも途中まで衝立があり、若い女性でもそれほど抵抗なく入湯できるように造られています。(混浴が嫌なら、男女別の内風呂と女性専用の露店風呂も別にあります)

また、大浴場に接続した露天風呂は男女を分ける衝立の先に出入り口がありますから、こちらは女性にはチョット恥ずかしくて利用しにくいだろう・・・という配慮なのか、別に女性側からだけ露天風呂に出られる別の扉があり、大きな混浴の露天風呂からは完全には遮蔽はされていないものの、少し死角になるように小さな露天の湯船が造ってあるのです。

さて、私が露天風呂に入っていると、その小さな湯船の方から若い男女の話し声が聞こえてくるではありませんか。
へぇ~、若いのにまだ明るい時間に露天に入る勇気のある娘もいるんだなあ・・・、と思いそちらに目をやると。(決してスケベ根性からではありませんよ・笑)

いや~、ビックリです!(ガッカリ!ではありませんよ!)、何と女性はバスタオルで胸から下を隠すという、あのテレビの温泉番組でよくある格好で湯船に浸かっており、またまたビックリなのが男性は何とトランクス型の下着を履いたまま風呂に入っていたのです。

風聞ではこの手の非常識な輩がいるとは聞いてはいたものの、まさかそんなのは誇張された作り話だろうと考えていたこともあり、一瞬我が目を疑いましたが・・・、それは紛れもない現実でした。

しかも二人が入っていたのは、女性が男性の目をあまり気にせず露天を楽しめるようにと意図して作られた一角で、そこを延々とくだらないお喋りをしながら二人で占領していた訳ですから、とんだ馬鹿ップルもいいとこです。

まぁ、テレビで「撮影のためにタオルを使用しています」なんて小さなテロップを入れるだけで、本来はあってはならない筈の格好での入湯シーンを放映しちゃう温泉番組があるのも悪いんでしょうが、湯船に手ぬぐいやタオルは絶対に持ち込まないという最低限の公衆道徳すら身に付いていない大人が実際にいるのには驚きました。

ましてや男性なのに下着着用で風呂に入るなんて常識以前の問題だと思うんですが・・・、皆さんはどうお考えでしょう。

そういえば以前蔵王の温泉では、若い男性の集団が、嬌声を上げながら脱衣所から風呂場に駆け込んで、掛け湯もせずにいきなり次々に湯船に飛び込むという光景に出くわしました。
ゆっくりと温泉を楽しんでいるところに、いきなり頭から水しぶきを浴びせられたのですから、さすがに温厚な私でもこれにはムッとして思わず声を荒げるところでしたが・・・、話し言葉から推察するとどうも近隣某国からの団体ツアーのグループのようでしたので、その場で咎めるのは思い止めました。

彼らは、平気で道路に痰を吐いたり、子供にレストランの床で大便をさせてしまうような公衆道徳という観念の希薄な国の住人ですし、当然日本の入浴のルールなど知らないのでしょうから、ここで日本語で怒鳴るのも大人げないと思ったからです。(あとでホテルのマネージャーには団体旅行の添乗員を通じて注意をしておくように言っておきましたが・・・)

しかし・・・、今回の場合は、日本で生まれ日本で育った大の大人がバスタオルや下着で湯船に浸かっていたのですから・・・、いったい今の世の中どうなっちゃってるんでしょう?。

このままでは日本の将来は、お先真っ暗!、などと考えるのは還暦過ぎのジジイの取り越し苦労だと笑われるかもしれませんが・・・、あまりにも呆れた現象なので記事にて御紹介した次第です。

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コメント

スノーシューにコメントするはずが・・・
そんな非常識カップルがいるんですね、何のための混浴だ。
そこまでの仲でないなら別々に、そうでなければ家族風呂にでも行ってくださいと言いたい。
なんや男のパンツって、しかし男子は別のことを気にしたのかも知れませんね、それは言わないことに。

で私アトラスの「エントリーモデル」を持ってまして、ガリガリバーンの斜面を登る際に、MSRのライトニングアッセントの威力をあらためて思い知らされました。
なのでMSRを真似して糸鋸の刃をフレームに取り付けたらと思ってましたが、
そのアトラスはそんなモデルですね(笑)
いつか改造をやってみたいと思います。

投稿: 宙 | 2014年2月 5日 (水) 22時47分

宙さんまいどです!

アトラスの上位モデルに採用されているスプリングローデッド・サスペンションは、一般モデルと異なりストラップをフレームに一周させてからフットベッドに固定しているので、足の動きへの追従が高く、この点ではMSRより格段に優れています。
これでトラクションが効いて、軽ければ理想のスノーシューと言って良いと思いますが、私見としてはニューモデルのアスペクトはこの理想にかなり近いのではないでしょうか。

では!

投稿: 理事長 | 2014年2月 6日 (木) 07時35分

ついつられて…………昔、連休に八甲田で春スキーを楽しむのが習慣のようになっていました。そのころ酸ヶ湯のヒバの大浴場は男女混浴でした(東北地方はどこでもそうでしたよね)。混浴といっても年配の女性陣のほうが元気で、掛け合いで民謡を謡ったりしておおらかなものでした。しかし、バブル景気のころからか観光バスで都会の団体が押し寄せるようになり、その影響で女性専用タイムが設けられるようになりました。客の意向を受けて旅行会社が都会の感覚を数(金)の力で押しつけたのでしょう。そして、ついには男女が均等に時間を限って交替で入る方式が定着しました(現状は知りませんが)。異種の文化が出遭うとつねにこういうことが起こり、優勢な文化が浸透して行くことになるのでしょうか。

投稿: OJer | 2014年2月 6日 (木) 20時49分

理事長さん

こんばんわ(^_^)

僕もスノーシューに対してコメント入れようと思ってたんですが・・・・・・・・・・・・・
ほんとに非常識な馬鹿モノ達ですよね!

スノーシューは僕も今所有してるのは、初期のMSRのデナリとライトニングですが、17~8年前にタブスを一時期使ってましたが、やはりMSRの方が良かったのですぐ手放した記憶があります!

でも、アトラスも進化してるんですね(^_^)

投稿: bp-hiro | 2014年2月 6日 (木) 21時01分

OJer さん、ご無沙汰でした。

私もここ数年、また毎年八甲田春スキーツアーに通ってますが、酸ヶ湯の千人風呂はいつも芋洗い状態で昔の雰囲気はなくなりましたね。
その点、復活した谷地温泉はまだ好い雰囲気で、去年の春はなんと夕食時に無料で酒が飲み放題という信じられない大サービスでした!。
しかし、八甲田は去年から春スキーシャトルバスが無くなりましたので、今年はもう行かないと思います。

最近なぜか、妙に昔が懐かしく感じられてしまいますが・・・、歳のせいでしょうかね?

投稿: 理事長 | 2014年2月 6日 (木) 21時35分

bp-hiro さん毎度です!

ATLASのAspect は結構イイですよ!(ニューモデルはもっと良いでしょう!)

Aspectだったら、急斜面を駆け下るという、MSRだと躊躇するような荒業だって安心してできてしまいますからね。

hiroさん、思い切って買ってレポートしてみてはどうでしょう?(笑)

投稿: 理事長 | 2014年2月 6日 (木) 21時49分

Aspectのニューモデルは軽量化もされて使い勝手もわかんに近い使い方も出来て且つトラクションも有りとかなり良いみたいですね!

今、我が家にあるMSR2つのうちライトニングを嫁さん用ににと思ってましたが・・・・・・・・・・・・・・

これは、検討する価値有りですね(^_^)v

投稿: bp-hiro | 2014年2月 8日 (土) 19時17分

hiroさん!

「検討する」≒「既に物欲が高まっている」という事でしょう・・・。
買っちゃいましょう!
山道具を話題にするブログの管理者にとって散財は避けて通れぬ道です。(笑)

さて、昨日の雪では酷い目に遭いました。
職場が心配でその日の滑りは諦め、朝一で下道にて帰途につきましたが、高速は全面ストップで久々に雪の旧道碓氷峠越えをさせられました。
しかし、悔しい事にその直後に松井田妙義ICまで通行可に・・・。
しかも帰宅後も暗くなるまで雪かき。
そんな訳で、腰が痛くなっちゃいました。

では!

投稿: 理事長 | 2014年2月10日 (月) 08時31分

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