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2014年3月15日 (土)

1BOX用の車内積みキャリーを取り付ける

便利度 :★★★★★
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★☆☆☆☆


Carr_1_2
(今回は車内に板を載せるキャリーです)

車でスキーやボードに行く時に悩むのが、どうやって板を積むかということです。
ボードでもスキーでも、グルーミングされたゲレンデ用の板に加え、幸運にも好い日に当たった場合に期待してファット&ロッカーの板も載せておいた方が後悔しないで済みますから、2人で行く場合でも最低4セットの板を持たなくてはなりません。

そんな訳で、私は以前から大型のルーフボックスを使用していましたが、車高の高いRVの上に乗せたボックス内にスキーやボードを積んで固定するのは結構面倒でした。
また、車高が2.2メーターを超えるとファミレスの1階駐車場にも入れませんし、雪国から帰って、泥と塩カルで汚れたボディーを自動洗車機に入れる事もできません。

また、私の場合車庫の屋根の高さを以前の車に合わせてしまったため、現在の1BOXだと手持ちのルーフボックスを載せたまま車庫に収まらなくなってしまったのです。
かと言って、通常のルーフキャリーに板を積んでの雪道走行だと板が泥だらけに汚れてしまいますし・・・。

そこで、車内にスキーやボードを積むキャリーを作ることにしました。
いろいろ試行錯誤をした結果、何とか実用的な車内キャリアができましたので参考になればと思い記事にしてみます。

さて、基本的にはセカンドとサードシート用のアシストグリップを利用して横2本のバーを渡すだけなのですが、この作業は一見容易そうに見えますが私の車の場合、そう簡単にはいきませんでした。

その理由は、2本のバーの間隔は少なくても100~110㎝は確保したいという事、そして可能ならバーから天井までのクリアランスを十分取らなくてはならないからです。
特に前後の間隔を十分確保できないと、トップをフロント側の横バーに乗せてから前に板を滑らせ、後ろに板を戻しながらテールをリア側の横バーに乗せるという動作ができないのです。

私も当初はアシストグリップに直付していたのでバーの間隔が短く、トップを前側のバーに乗せた後板を斜めにしてテールを後ろのバーに無理矢理乗せなければならず、スキーキャリーとしては事実上使い物になりませんでした。


そこで、お持ちのスキーやボードのテールエンドから前側のビンディング前端までの長さを測り、それが一番長い物を基準にして前後のバーの間隔を余裕を持った長さに設定する必要があるのです。

前後のバーの間隔の問題は、アシストグリップに直付けだと通常この間隔は確保できないので、私の車の場合はまず両側の前後のアシストグリップに縦にバーを渡し、それに横のバーを取り付けるという方法を採らなければなりませんでした。
※(大型の1ボックス車で前後のアシストグリップの間隔が1メートル以上開いている場合は、横のバーをグリップに直付けしても問題は無いと思います。)

1
(バーを低く取り付けるとスキーを束ねたまま載せることが可能)

また、この縦のバーの下側に横のバーを取り付けることによって天井とのクリアランスの問題も同時に同時に改善することができました。
なお、バーは縦横とも任意のパイプや角パイプでも構いませんが、私はキャリアメーカーの各種純正パーツが使用できるという理由でRV-INO製のベースバーを選びました。

Ca_6  Ca_2
(縦のバーに横のバーを固定して前後の間隔を確保する)


アシストグリップと縦のバーの連結、また 縦のバーと横のバーの連結方法は種々考えられますが、私はRV-INOの“IN861 クロスホルダー2”という製品を使うことで前後間隔の調整も可能な構造としました。

Ca_1
(RV-INOの“IN861 クロスホルダー2”で連結する)


組み上がった状態は画像でお判りになると思いますので詳細は画像をご覧ください。
これで、スキーなら4(~6)セット、ボードなら4枚は余裕で積むことができます。

ただし、このキャリアにフルに板を載せるとセカンドシートは事実上使用できなくなりますし、板を載せていない状態ならセカンドシートも使用は可能ですが、座る人にはバーが少々目障りになると思います。
また、運転席からのミラー越しの後方確認もやや難くなる事は覚悟してください。

さらに、雪が付いたままの板を載せると水滴が落ちますので、雪をよく払って板をケースに入れるなど、下の荷物への水滴対策も講じる必要があります。


なお、私の車の場合グリップの取り付け部は思ったより華奢な構造でしたが、体重が掛かることを想定したアシストグリップですから強度的にはスキー4セット位なら問題無いと思われます。
しかし、車種によっては振動によりアシストグリップ取り付けビスが緩みやすくなり、またボディー側の雌ネジ部分が薄い構造の車種(私の車もこのタイプ!)だとロックタイト等の嫌気性弛み止め剤の効果もあまり期待できませんので時々の増し締めを心掛けてください。

さて、これでベースバーは取り付けられましたので、あとはこれにどうやって板を固定するかです。
これにもいろいろと試行錯誤を繰り返しましたので、いずれ別の機会にご紹介したいと思います。

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コメント

理事長、お疲れさまです。
以前コノ情報を頂き、大変参考になりました。

参考に修正を加えたキャリアは、今シーズン大活躍でした。

僕はボードではないため、後部の固定方法が異なりますが
思った以上に、セカンドシートの使用にも問題なく
後方視界も次第点に納める事が出来ました。

ありがとうございました。

投稿: Katsu | 2014年3月17日 (月) 14時31分

Katsuさんまいどです!

私の場合は、ボードとスキー両方を積めるようにするため、色々と工夫しながら何とか実用できるまでになりました。
しかし、積み込みが楽な事と、確実に固定できるようにするために低い位置にバーを持ってきたので、板を積んだ時にはセカンドシートに大人が乗るのは厳しい状態です。
積み易さと居住性の両立は難しいですが、今後も少しづつ改良していきたいと思います。
まぁ、貯金と駐車スペースに余裕があればハイエースが1台欲しいところですが・・・。(笑)

では!

投稿: 理事長 | 2014年3月17日 (月) 15時45分

事故を起こした事を想定したら中積は厳禁なんですけど

投稿: | 2014年3月30日 (日) 22時47分

“名無し”さん、御親切にありがとうございます。

私の取引先の業者さんなんかは皆んな1BOXの荷台にラックを据えて、そこに長尺物や脚立とか工具なんかを載せていますが、そんなのも『厳禁』なんでしょうね。
だとしたら、仕事できなくなるなぁ。

私の場合、上下のバーにビンディングが引っ掛かりそれ以上は板が前進しない構造にしてありますので小さな衝突位には対応していると考えています。(大事故なら何をやっても無駄でしょうしね!)
また、レーシングネットというテープを縫製した間仕切りを持ってますので荷室と運転席を区画することにしようかとも考えています。

でも、『事故を起こしたことを想定したら』なんて言ってたら、車に乗らないのが一番ですし、何より山登りなんてやってられませんよね。

要は自己責任の下で、利便性と安全性との兼ね合いをどう考えるかって問題なんだと思いますが・・・、皆さんはどうお考えでしょう?

投稿: 理事長 | 2014年3月31日 (月) 08時36分

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