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2014年5月 7日 (水)

車内積みキャリア/スキー・ボードの固定方法

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :★★☆☆☆
(取り付けと使用は自己責任でお願いいたします)



車内積みキャリア取り付け部の補強については以前も記事にしていますが、今回はその続編としてキャリアにスキーやボードを固定する方法についてご紹介したいと思います。

Ic_15
(車内積みキャリア)

ウェブ上には自作の車内積みキャリアを紹介したサイトや、ガレージメーカー製と思しき車内積みのキャリアを販売しているショップも幾つか見られます。

参考になる製品も多いのですが、中には強度的にサーフボード1枚ならOKかも知れないがスキーを4セット積むのはどうかな?・・・、というようなモノもあるのが現状です。

そして共通に言えるのが、ベースバーを車内に設置するまでは良いとしても、ベースバーに複数のスキーやボードを載せた後、それをどのように固定するか?って事に関して煮詰められている製品が殆ど無いということです。

したがってベースバーの取り付けは上手くいっても、そのままではスキーやボードを載せた後1ヶ所ずつショックコードやストラップで固定するしかないのです。
私も当初はそうしていたのですが、複数のスキーやボードを固定するのは結構面倒で時間の掛かる作業でした。

そこで今回は、私の考案したスキーやボードを車内積みキャリアに固定する方法についてご紹介しようと思います。


私が目指したのは確実に固定できることと、車内積みキャリアの利点を最大限に生かすために素早く固定作業が完了する、という相反する課題をいかに解決するかという事でした。

そのため、何度も試行錯誤した結果辿り着いたのが今回ご紹介する方法です。
外見的は決して洗練されているとは言えませんが、私的には実用面ではまずまずの出来だと考えています。

以下で詳細を述べますが、今年は訳あって早めのシーズンオフとなってしまい、板を総てメンテナンスして収納した後にこの記事を書いた関係で、実際に板を積んで固定する過程の画像が無いことはご容赦ください。

さて、この構造ですが・・・、ご覧のようにベースバーとネオプレーンフォームのチューブを被せたアルミパイプの間にスキー板を挟みを、2重のΦ6㎜ショックコードで締め付けるというものです。(画像↓)
なお、私の場合アルミパイプには塩ビのライナーを入れてあります。

Ic_5
(ベースバーとアルミパイプの間に板を挟んで固定する)

そして、この工作のキモは、Wにしたショックコードの両端にヨットの艤装に使われるショックコード用のプラスチック・パーツを2種類取り付けてある事です。
このプラスチック・パーツですが、一方は通常のフックで、他方は“オリーブフック”と呼ばれるクリートが組み込まれていて任意の位置でショックコードを固定できる特殊なパーツです。(ヨットの艤装品を扱う店で購入可能)

Ic_16  Ic_17
(㊧オリーブフック、㊨通常の樹脂フック)

今回はこのオリーブフックを“オシャブリ(トグルボタン)”のように使って黒色のフックに引っ掛けて固定することにしました。(画像↓)

Dscf3695


ベースバーにスキーを載せ、上からアルミパイプで挟んだ状態でショックコードの両端を画像(↓)のような状態で引っ掛け、オリーブフックで適度なテンションになるようにショックコードの長さを調節すれば固定完了です。

一度調節しておけば、後はフックの掛け外しだけで素早くかつ簡単にスキーを積み下ろしする事ができるわけです。

Ic_4
(オリーブクックから出たショックコードにフックを掛ける)

そして、載せる板の種類や数が大きく変わった時には、再度オリーブフックでテンションの調整すれば良いのです。

また、黒色のフックを使わずショックコードの一方の端をオリーブフックの固定側に繋ぎ、反対側は切りっぱなしにし、板の積み下ろしの都度オリーブフックのクリート側に通してテンションを掛けるか、あるいはループにしたままベースバーの中央に設けた突起に引掛けるという、オリーブフック本来の使い方もシンプルで良いと思います。(画像↓)
なお、ショックコードの末端は外皮を焼いて解れ止めし、できたら内側にホットグルーをコーティングしたシュリンクチューブで覆っておくと良いでしょう。

Dscf3694
 

さらに、ベースバーにショックコードを引っ掛けるノッチやバーを付けておけば積み方のバリエーションはさらに広がります。(↓「補足」参照)

実際に固定した状態はといえば・・・、前後とも締め付けられるので、かなりガッチリ固定され、チョットやソットではズレたり外れたりはしないと思われます。(画像↓)

Ic_12

問題があるとすれば、ソール合わせで束ねた反りの大きいフルロッカースキーの場合、固定する部分では板の間が離れていて固定が甘くなりますので、その場合は1枚積みにしなければならないという事くらいでしょうか?


今回ご紹介した方法なら、簡単に入手可能なパーツを使い、素人細工でも確実にスキーを固定できますので、現行の車内積みキャリアがイマイチ使い難いとお感じの方や、来シーズンにには車内積みキャリアを取り付けようとお考えの方は是非参考にして下さい。




(補足)

①バーの両端にノッチを設けておくと固定する物によってショックコードのテンションと取り回しのバリエーションを変えられます。(画像↓)

Ic_9  Ic_10



②また、バーの中央にキャリアメーカーのオプションパーツを改造してショックコードが引っ掛かるようにしておくと、更に取り回しのバリエーションが増えます。(画像↓)

Ic_3  Ic_11
(ステンレスのボルトで“引っ掛け”を作った)


③当初片側のオリーブフックのみでショックコードを固定する場合を考え、パイプのすっぽ抜けを防ぐため末端に細い紐とクリートでループを作っておきました。

この記事の例のようにショックコードの両端にプラスチックパーツを付ける場合は必要ありませんが、オリーブフックのみ使用の場合は有ったほうが良いでしょう。(画像↓)

Ic_13

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