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2014年6月

2014年6月13日 (金)

“TOPO 10M + /Ver.2 ”は良くなったのか?

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆

(該当部分以外の評価です)

【結論は・・・、“ダメよ、はやっぱりダメだった!”】

GARMINの日本語地形図については、これまで色々な問題があったことを過去の記事で紹介していますが、その問題を解消した製品としてリリースされたのが最新のGPS用地形図“TOPO 10M + /Ver.2”です。

発売は随分前の事ですが、以前の製品に色々文句を言った行き掛り上、「本当に良くなったのか?」遅ればせながら報告したいと思います。

私のポリシーは良いモノになら賞賛は惜しみませんが、駄目なモノには徹底的に文句を言う主義なので・・・、ご無礼についてはあしからず!。(笑)

Topo10m  Topo10v2

(㊧旧 TOPO 10M + ㊨TOPO 10M + /Ver.2)

上の画像のように“TOPO 10M + /Ver.2”は基本的には旧製品と同じですが表示内容はより詳細な地点名が入りました。

上の画像でも“平蔵のコル”が追加されているのが判ります。
その他、滝谷では昔よく下降に使った“B沢”“C沢”なんてのも表示されますが、私はあんなガレガレの怖い場所へはもう行きませんし、現実としてあまり役に立ちそうもない表示でしょう。
その他の改良点はメーカーの宣伝をご覧いただきたいと思いますが・・・、全体的には確かに良くなっているといっても良いでしょう。

さて、旧製品で致命的な問題があった南方の島嶼部での位置ズレ(リンクした記事の後段参照)はどうなったでしょうか?
下の図は石垣島の於茂登岳周辺です。

下のスクリーンショット左側が旧製品ですが、正しい於茂登岳の山頂の座標をカシミール3Dから転送したのが於茂登岳と山名表示のある地点、地図にで表示された於茂登岳の山頂は矢印でポイントされた地点です。

旧製品では実際の緯度経度と地図上のそれが230メートル程もズレていて使い物にならない事がお判りだと思います。
完全に欠陥品です!

そして、右側が新しい“TOPO 10M + /Ver.2”ですが、見事に(?)修正されています。
まぁ、これもヨシとしましょう。

V1_3  V2a
(㊧旧 TOPO 10M + ㊨TOPO 10M + /Ver.2)

しか~し、「フザケンナヨ~、お前ら馬鹿かよ~!」という事をこの会社はまたやっちやったんですよ。

島嶼部の位置ズレの修正を確認しようとしてたら、運悪くまた発見しちゃいました。

下の画像は於茂登岳南部のものですが、新しいはずのVer.2では山頂から約500メートル以南の等高線が表示されていないのです。

旧製品で表示された等高線が新製品で表示されないのですから、明らかに欠陥品ですな!(私の地図だけかもしれませんが・・・笑)

V1_b  V2_b
(㊧旧 TOPO 10M + ㊨TOPO 10M + /Ver.2)


縮尺を変えても、同じく表示されません、つまり等高線データー自体が抜けてしまっているのです。

V1c  V2_c
(㊧旧 TOPO 10M + ㊨TOPO 10M + /Ver.2)


もう少し広域で眺めると下のようになりますが、どうも石垣島のこの緯度以南には等高線のデーターが欠落しているようです。
おーい、“昭文社”しっかりしろよ!

421b


人間ですから間違いをするのは当たり前の話ですが・・・、一度間違えた場所で、もう一度過ちを繰り返すのは馬鹿な人間です。

結論から言って、旧製品が使えなかった島嶼部では新製品の“Vre.2”になってもまだ使えないってことですから、やっぱり“ダメよ、はやっぱりダメだった!”ってことなんでしょう。


まったく「ヤレヤレだぜ!」って感じで、ここまでヤッテくれちゃうと、もう何にも言う気が無くなりますな。
どうせこの会社は、自社製品に人命にかかわる欠陥があったとしても修正版の頒布や交換をしてくれないばかりか、当然の筈のユーザーへのインフォメーションさえ故意にしてこなかったという前歴がありますからね。

何を言っても「カエルの面にションベン」「馬の耳に念仏」といった御仁に腹を立てても病気に悪いだけですから、今回はこの辺で止めとくことにしましょうか。(笑)

皆さんのご意見をお待ちしています。

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