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2015年3月

2015年3月20日 (金)

“HOOPLA 4”のフロアー製作②

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆



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(M.H.W.の“HOOPLA 4”)


【“HOOPLA 4”のフロアー製作①”からの続きです】



現物合わせで寸法を確認したら、早速縫製作業に入りましょう。

この素材は滑りやすいので私の本縫いミシンでは縫い目が揃いません、綺麗に縫おうとすれば“総合送りミシン”(上・下の送り歯に加え針も前後に動いて生地を送る)が必要でしょう。

また、私の職業用ミシン(ブラザー/ヌーベル300)には“下針送り”という薄物をズラさず縫える特殊な機能がありますので慎重に縫えば上手く縫えるはずだったのですが、私のがさつな性格と技術不足のため、この機能を活かすことができませんでした。
したがって、縫い目が揃わず見栄えは悪くなりますが、そこは我慢するしかありません。
また、布地と違い返し縫をしても解れ易いので、縫い始めと縫い終わりは“ピケ(商品名)”などの解れ止めで固め、縫い目にはシームシーラーを塗って浸水を最小限に抑えておきます。

また、縁周りには純正品に倣ってバスタブ状の立ち上がりを設けましょう。
これで土や砂などがフロアーに入るのをかなり防げるはずですし、立ち上がり部分にディートをスプレーしておけば虫の侵入もある程度防げると思います。

H4f_2_2 
(フロアーの縁をバスタブ状に縫製)

キャノピーとフロアーの連結は純正と同じく“オシャブリ(トグル・ボタン)”を使います。

適当なパーツの入手が困難なため、このパーツも自作することにしました。
素材はΦ6㎜のウレタンのエアホースを25㎜程度にブツ切りし、側面中央にφ2㎜程の穴を開けます。
穴はドリルビットを使わず、細径の鳩目ポンチをボール盤のチャックに咥え回転させながら押し付けると綺麗な丸い穴が開きます。
なお、ウレタンホースに竹串を通して作業すると効率的です。
また、作業過程でポンチに詰まった切屑は頻繁に取り除きましょう。

この穴からホースの中に細紐を通し、ホースの末端で結んでから引き込めばそこそこ見栄えの良いトグル・ボタンが出来上がります。(画像↓)

H4tb_6

ウレタン製のトグル・ボタンは軽く、またある程度の柔軟性がありますので、通常の力では外れる事無く、そして強い力が加わった時には曲がって外れてくれると思いますので、この用途には最適な素材でしょう。

トグルは1コーナーにつき上下2個所で、長短合計12個作らねばなりません。
フロアーへの結合は上端のトグルはポリエステルのリボン、ボトム側は薄いナイロンテープを縫い付け、そこにヒバリ結びで取り付けました。(画像↓)


H4tb_5

このトグルをキャノピー下部のループに通せば、フロアーと一体化してズレてしまう事もなくなります。(画像↓)

H4tb_4


なお、詳細は画像をご覧いただければ一目瞭然だと思うので割愛しますが、慎重に寸法合わせをした結果下の画像のように幕体内側にキッチリ収まるフロアーが完成しました。

H4f_1

また、タイベックを使った結果、418gと純正オプションのフロアーよりもかなり軽い重量に納まりました。
4人で使えば床付きのテントが一人当たり@350g (≒ 缶ビール1本分!)で持ち運べるという訳です。

H4tb_3
(418g に仕上がった!)


作業自体は単純ですが、大物なのでカット・縫製ともかなり手間が掛かりましたが・・・、数年前に買った手持ちのタイベックを使いましたので新たな材料費はほぼゼロ。
これで格安で買った“HOOPLA 4”も、金を掛けずにさらに快適に使えるようになった訳です。


しかし・・・、よく考えたら、このテントにはもう一つ作らなければならない物がありました。
それは、“ギアロフト(ギアハンモック)”で、私的にはこれが有るのと無いのではテント生活の快適性が全く違うと言うほどの便利グッズです。

そんな訳で・・・、続いて“ギアロフト”も作ることにしました。

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2015年3月 8日 (日)

“HOOPLA 4”のフロアー製作①

便利度 :★★★★☆
工作度 :★★☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆



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(M.H.W.の“HOOPLA 4”)

先の記事でご紹介したように、過日、よせばいいのに、M.H.W.の“HOOPLA4”という変な形のシェルターを買ってしまいました。

このシェルターは、アルミ合金製のフープ(輪)を上部に組み込むというユニークな構造のお蔭で、6角形の対角長292㎝もある4人収容のモノポールシェルターとして内部の容積も十分確保しているのにもかかわらず、全高約130㎝と低く抑えられ、また、本体重量もほぼ1㎏(ミニマム0.9㎏)と収容人員からすれば極めて軽量です。

H4tb_1
(フレームとガイライン・収納袋込み、ペグ含まず だと実測911g!)

フロアレスで使うのがこの種のシェルターの王道だとは思いますが・・・、どうせなら床も欲しいなと考え、オプションの専用のフロアー(フットプリント)の購入を考えました。
しかし・・・、何故か国内では単体での購入が不可能だったのです。


そこで・・・、「欲しい物が無ければ、作っちゃえ!」という山道具道楽のポリシーに従い、定番の“タイベック”を使用して自作のフロアーを作ることにしました。
実測に基づき図面を引いてみると、手持ちの3m幅のタイベックにジャストで収まる事が判りましたので、早速作業開始です。
軽量とはいえ、透湿性のあるこの素材がグランドシートに適しているかは疑問ですが・・・、まぁ、堅い事は言わずに作業開始です。


まず、寸法を割り出し、タイベックシートに直接作図しますが、フロアーが正六角形なので160センチほどのスパンの取れるコンパスがあれば作図は極めて容易です。
私は角材と小さなCクランプで簡易ビームコンパスを作り、フロアーの六角形を描きました。
その他、アルミのアングル材などで良いので1.5m長程度の長い定規を用意しておくと作業が楽になります。
また、かなり大物なので5m四方程度の固くフラットな作業場所と2名の人員を確保してから作業に入りましょう。

なお、タイベックシートを養生テープで床にピンと張って固定すると、正確に墨出しができます。

余裕を持った6角形に裁断できた段階で、実際に“HOOPLA 4”を張って寸法合わせをし、必要なら本体の裾のラインより内側にフロアーの外縁が収まるように墨を入れ直します。
面倒な作業ですが、出来上がってから泣くのがいやなら慎重に寸法合わせをしておきましょう。

大き過ぎたりキャノピーの外縁ギリギリの大きさだとかえって雨を室内に誘い込みますので、やや小さ過ぎる位の方が安心です。
フロアーの対角長で言えば290~292㎝位がジャストサイズになると思われます。

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(縫製前に現物合わせで寸法確認を!)



次に、縫製作業に入りますが・・・、詳細については続編で解説しようと思います。


【以下、続く・・・】

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