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2015年7月16日 (木)

発見!“モスキートネット付きの帽子”

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★☆☆☆
危険度 :☆☆☆☆☆


夏場の登山や沢で出会う危険な生き物といったら、先ず想い浮かぶのが熊やスズメバチなんかでしょうが・・・、それ以上に不愉快なのが山蛭や、あるいはメジロ(虻)や藪蚊、ブヨ、糠蚊などの吸血昆虫でしょう。

私自身、周囲を竜巻のようなメジロの大群に囲まれ、炎天下長袖ジャージのファスナーを上まで閉めて(Tシャツ位だと根性のある虻は生地越しに刺してくるのです!)全身虻だらけで延々と林道を歩かされたり、予期せず強いられた薮の中でのビバークで、一晩中顔の周りを無数の糠蚊に這い回られて発狂しそうになったりと、思い出したくない話も一つや二つではありません。

そんな訳で、私は夏山に行く時は必ずディートの濃度が高い虫除けと、頭に被る防虫ネットを持って行くことにしています。
また、以前の記事でご紹介したSea to Summit のモスキートネットは軽くてお薦めですし、また、ネット付の帽子の改良を記事にしてみたりしましたのでご記憶の方も多いと思います。



さて、過日ネット検索中に山でも使えそうなネット付きのサファリハットを見つけました。
発売元は“ミナト電気工業”という会社ですが・・・、なぜ「電気工業」でモスキートネットなんだ?!と言うツッコミを入れたくなるものの、宣伝文句を見た感じでは悪くなさそうです。

Shmt_1
(ミナト電気工業のネット付きサファリハット)


この帽子はネットを畳んで本体に収納しておけますので、外見上は普通のサファリハットに見えますし、虫が出てきたらネットを出して頭を覆うことも可能です。
後述のようにネットの裾にはユニークな工夫もされていて、しかも価格は1,680円とかなりリーズナブルな設定でした。

Shmt_4   Shmt_2
(側面にネットが収納されている)

防虫ネットは二つも三つも持っているのですが、好奇心には逆らえず、思わずポチッとやってしまいました。

早速届いた物を見てみたのですが・・・、先入観からか少々野暮ったい感じはしますが、これをアウトドアファッション用品として買うとなると3,800円位は取られそうな、そこそこシッカリした製品でした。

特に感心したのは首で絞る部分の下に数センチのフラット部を設け、面で身体に接するように工夫されている点です。
また、この部分には防虫剤が含浸されているそうですから、裾から入り込んでくる虫にもある程度の効果は期待できそうです。

Shmt_3
(コードで絞る部分の下にフラット部を設けている)

ただし、本体は綿とポリエステルの混紡素材との表記はありますが、見た感じではややざっくりした厚手の綿ポリ生地と言った印象で、ナチュラル指向の方には気に入ってもらえるかもしれませんが・・・、UL指向の方には好き嫌いの分かれるところでしょう。
そしてやや重く、長時間の雨では水が浸みてしまうかもしれません。
もう少し軽く、表面が滑らかな生地でできていれば満点なのですが、この点はチョット残念ですね。

また、色が黒一色と言うのも如何な物かと思います。
汚れが目立たずに良いのでしょうが、黒だとスズメ蜂の攻撃対象になる可能性もあるので、ベージュや薄いオリーブドラブ等の色が選べるとさらによかったと思います。

総合的に見れば、外観もまあまあ許容範囲内のデザインですし、前述の通りネットも裾のところの形状が工夫され、昆虫の忌避剤で加工してあるなど、価格以上の機能を備えているように見受けられます。

まだ実際に使用した事はありませんが、春から夏場にかけてのハイキングの時など普通の帽子感覚でかぶって行けば、イザという時に虫で不愉快な思いをせずに済みそうです。

正直な話、これが3,800円なら絶対にお薦めはしませんが・・・、まぁ1,680円なら取り敢えず買っておいても良いのではないかと思います。

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