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2015年9月

2015年9月29日 (火)

“山道具道楽”について

当ブログは、管理者の山道具への拘りを綴ったもので、山道具というハードウェアーのみに特化し、記録等の記述は基本的に掲載しない方針です。

記事の内容は私の主観に基づいてお、り多分に偏った表現も多く、また、時々コラムで個人的な意見を述べてみたり、近況などを記事にすることもありますが、それも御愛嬌と思って御容赦ください。

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2015年9月22日 (火)

“ROPEMAN 2”を小改造!

便利度 :★★★★☆
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆


初級者を含む3~4人以上で沢に行く時、ロープを必要とする滝で一々後続を確保していると時間掛かってしまいますよね。
そんな時はトップが登った後、後続はフィックスにロープクランプを噛ませて登った方が、ゴボウで登るより安全でスピードアップもできます。

とは言え、沢ではグリップのある所謂ユマールタイプでは大袈裟なので、小型のロープクランプを使う場合がほとんどですが、そんな製品の中でロングセラーとして定評があるのがワイルドカントリーの“ROPEMAN 2”でしょう。

以前のROPEMAN MKⅡ(紛らわしい名称ですね)もまだ現行商品のようですが、このマイナーチェンジモデルも基本的には以前と同じ構造ながら、鍛造ボディーで強度を増し、より細径のロープにも対応できるようになったとのことです。

Rm2_1
(“ROPEMAN 2”にも一応ワイヤーは付いているが・・・)

最近はプーリーと兼用になったり、テープでも固定出来たりと、より高機能な新製品も発売されましたが、私的には沢登りはシンプルイズベストだと考えていますので、今回の買い替えも迷わず新型の“ROPEMAN2”を購入しました。
ちなみに、同社のより軽量な新しいモデル“ROPEMAN 3”はリコールが掛かっています。

さて、以前のモデルからこの製品には落下防止のワイヤーが付いているのですが、これがイマイチ使い勝手が悪いので前回と同じように改造することにしました。

画像を見ての通り、“ROPEMAN2”と組み合わせて使うロック付きカラビナと細いワイヤーで連結し直しただけですが、こうしておくとセットする時も、とても簡単で、誤って落下させることもまずありません。

Rm2_6  Rm2_7
(このようなワイヤーに交換すると使い勝手が格段に向上する)

(補足ですが、ロープマンで使うカラビナは画像のように断面の形状が真円に近く、なるべく太い物が良いでしょう。最近は軽量化のため異形断面のカラビナが主流ですが、ロープマンの場合はロープにセットした時カラビナが機能部品の一つとして働きますので、効果と動作の安定を考えるとオーソドックスな形状のカラビナがベターだと思います。)


落下防止ワイヤーの加工は、自作のダイスと改造油圧プレスでステンレスワイヤーと銅のスリーブを圧着し、熱収縮チューブでカバーしました。

Rm2_3  Rm2_2
(銅製のスリーブを圧着する)

また、末端は組み合わせるカラビナの太さに合わせて塩ビチューブを通したアイに加工して、カラビナから外れにくくしておきます。
使用するカラビナにギリギリ通る大きさの輪にして、ゲートの下部の位置まで通しておけば操作に支障はありません。

こうしておけば誤って落とすこともありませんし、ロープに固定する時もワイヤーでカムを引きながら楽にセットできます。

Rm2_9  Rm2_8
(㊧本体取り付け部、㊨カラビナ固定部)

工作はやや面倒ですが、こうしておけば“ROPEMAN 2”の性能を十分引き出せるはずです。

また、ワイヤーのスゥェージング加工は、今回ご紹介した特殊なツールを使用しなくてもハンドスゥェージャーや汎用のプライヤーを使っても何とかなると思いますので、興味のある方はお試しください。

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2015年9月 8日 (火)

“サワークライム・シットハーネス”にハンマーホルスターを!

便利度 :★★★★★
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★★
危険度 :☆☆☆☆☆
(自作したホルスターについての評価です)



以前の記事にのように、私が今シーズンの沢登り用に新調したのが、モンベル(ゼロポイント)の沢用ハーネス“サワークライム・シットハーネス” です。

本体とレッグループの素材にモノフィラメントメッシュを使った、水を含みにくい沢専用のハーネスで、まあまあ使えそうなハーネスと言う印象です。(画像↓)

Ecinfo_002_04360

しかしながら、この製品も他のハーネス同様ハンマーホルスターが取り付けにくいのです。
まぁ、市販のハンマーホルスター全般に言えることですが、沢用の小型ハンマー(私はMIZOの“チコ”を使用)には些か大き過ぎ、装着してもブラブラして安定しません。

そこで、前回と同様、自分のハンマーに合わせた大きさのホルスターを作り、ハーネスに直接縫い付けるという対応を取る事にしました。

構造は画像をご覧いただければ一目瞭然だと思います。
50㎜幅のナイロンテープを二重の輪に縫い、薄手のテープでハーネスに縫い付けただけで完成です。
取り付ける位置は、自分体型を考慮し、動きの妨げにならず、かつ即座に抜き出せるような位置を選びましょう。

Mbsh_5
(輪の大きさはハンマーに合わせて任意に設定

今回もハンマーのシャフトに合わせた輪の太さで作りましたので、ブラブラする事も薮に引っ掛って容易に落ちてしまうこともなく、使用する時にはサッと取り出す事が可能です。

Mbsh_3
(ハンマーと自分の体型に合わせた専用設計なので使い勝手は好い)


ハンマーホルスターは必要な道具でありながら、なかなか良いモノが市販されていませんので、無いなら自作あるのみです!

簡単な縫製ですので是非皆さんも作ってみてください。

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