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2015年9月22日 (火)

“ROPEMAN 2”を小改造!

便利度 :★★★★☆
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆


初級者を含む3~4人以上で沢に行く時、ロープを必要とする滝で一々後続を確保していると時間掛かってしまいますよね。
そんな時はトップが登った後、後続はフィックスにロープクランプを噛ませて登った方が、ゴボウで登るより安全でスピードアップもできます。

とは言え、沢ではグリップのある所謂ユマールタイプでは大袈裟なので、小型のロープクランプを使う場合がほとんどですが、そんな製品の中でロングセラーとして定評があるのがワイルドカントリーの“ROPEMAN 2”でしょう。

以前のROPEMAN MKⅡ(紛らわしい名称ですね)もまだ現行商品のようですが、このマイナーチェンジモデルも基本的には以前と同じ構造ながら、鍛造ボディーで強度を増し、より細径のロープにも対応できるようになったとのことです。

Rm2_1
(“ROPEMAN 2”にも一応ワイヤーは付いているが・・・)

最近はプーリーと兼用になったり、テープでも固定出来たりと、より高機能な新製品も発売されましたが、私的には沢登りはシンプルイズベストだと考えていますので、今回の買い替えも迷わず新型の“ROPEMAN2”を購入しました。
ちなみに、同社のより軽量な新しいモデル“ROPEMAN 3”はリコールが掛かっています。

さて、以前のモデルからこの製品には落下防止のワイヤーが付いているのですが、これがイマイチ使い勝手が悪いので前回と同じように改造することにしました。

画像を見ての通り、“ROPEMAN2”と組み合わせて使うロック付きカラビナと細いワイヤーで連結し直しただけですが、こうしておくとセットする時も、とても簡単で、誤って落下させることもまずありません。

Rm2_6  Rm2_7
(このようなワイヤーに交換すると使い勝手が格段に向上する)

(補足ですが、ロープマンで使うカラビナは画像のように断面の形状が真円に近く、なるべく太い物が良いでしょう。最近は軽量化のため異形断面のカラビナが主流ですが、ロープマンの場合はロープにセットした時カラビナが機能部品の一つとして働きますので、効果と動作の安定を考えるとオーソドックスな形状のカラビナがベターだと思います。)


落下防止ワイヤーの加工は、自作のダイスと改造油圧プレスでステンレスワイヤーと銅のスリーブを圧着し、熱収縮チューブでカバーしました。

Rm2_3  Rm2_2
(銅製のスリーブを圧着する)

また、末端は組み合わせるカラビナの太さに合わせて塩ビチューブを通したアイに加工して、カラビナから外れにくくしておきます。
使用するカラビナにギリギリ通る大きさの輪にして、ゲートの下部の位置まで通しておけば操作に支障はありません。

こうしておけば誤って落とすこともありませんし、ロープに固定する時もワイヤーでカムを引きながら楽にセットできます。

Rm2_9  Rm2_8
(㊧本体取り付け部、㊨カラビナ固定部)

工作はやや面倒ですが、こうしておけば“ROPEMAN 2”の性能を十分引き出せるはずです。

また、ワイヤーのスゥェージング加工は、今回ご紹介した特殊なツールを使用しなくてもハンドスゥェージャーや汎用のプライヤーを使っても何とかなると思いますので、興味のある方はお試しください。

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