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2015年12月20日 (日)

15-16“DEELUXE/Spark-XV” 見ただけレビュー?

便利度 :★★★★☆
工作度 :☆☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆

Deeluxe_xv_6
(今シーズンの“DEELUXE/Spark-XV”)


山ボードに使用するブーツには何を選んだらよいか・・・、これにはずいぶん悩みます。

ハイクアップはもちろんアプローチや下山後の歩行性を考えると、通常のゲレンデ用ボードブーツでは歩き難いですし、キックステップを要するような雪の斜面で怖い思いをする事もしばしばです。

一方、冬山登山用のアルパインブーツだと歩行も楽ですし、レバー式のワンタッチアイゼンやスノーシューとの相性も良く、クラスト面でのキックステップだって決まり、さらに岩場の通過も安心です。

しかし・・・、その反面登山用のアルパインブーツだと、滑走時のコントロール性やストラップで締め付けた場合の快適性に問題が生じてしまいます。
(まぁ、普通の山ボードツアーでしたら、足首の深めな冬用アルパインブーツで、厚手ソックスが2枚履けるサイズの物をボード専用に購入するとそこそこ快適に滑ることができます)


そんな訳で、本来はルートの性質によってボードブーツとアルパインブーツを使い分けるのがベストという事になりますが・・・、
しかし、山ボード用にわざわざ高価なアルパインブーツを別に購入するのも馬鹿馬鹿しい、とお考えの方も多いと思います。

そんな方のために造られたのが、アッパーはボード用と同様ながらソールを登山用のビブラムにした“DEELUXE/Spark”のようなBC専用のボードブーツです。

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(現在使用中の“DEELUXE/Spark”)

私も初代の“DEELUXE/Spark”を使用していますが、実はこれには些か問題がありました。
このブーツは、ビブラムを貼ったフォーム素材のミッドソールが直接アッパーに接着されているという構造のため、使用しているうちにミッドソールが剥離してしまうのです。
また、平場で片足スケーティングをするとフォーム部がエッジでギタギタに疵付いてしまいます。

Deeluxe_xv_5
(補修・補強しながら・・・)


まぁ、ランニング用のスニーカーと同じ構造ですから、BCで乱暴に使用すれば傷んだり剥がれてしまうのも当然と言えば当然の事なのでしょう。

仕方なく私は“ShoeGoo”などの接着剤を使用して補修補強をしながら使っていたのですが・・・、過日ウェブを検索している最中にたまたま、今シーズンモデルの“DEELUXE/Spark-XV”を見つけビックリしました。

画像を見ると、ビブラムの取り付け方が普通のボードブーツのように頑丈な造りに変更され、私の初期モデルのように簡単に剥がれることが無さそうに改良されていたのです。
聞くところによると、このモデルは私と同様ソールが剥離するケースが少なからず発生したようですので、メーカーも対策をしたということなのでしょう。

Deeluxe_xv_3
(アッパーとソールの結合部が改良された)


新たな6万円の出費には躊躇しましたが、山の上でソールがベロンと剥がれてしまうのも嫌なので、購入を決定!
結局インナーを自分で焼く という条件で探した結果、実際には5万円強の出費で済みました。

さて、現物を手に取ってみると、問題のあったソールの接合部もラバーで全周補強され、旧モデルより格段に信用できる感じがします。

また、ヒールの部分には突起のある樹脂パーツが組み込まれましたが、この突起のおかげでスノーシューのヒールストラップがズレ下がる事も防止できそうですし、フィットする製品があればの話ですが、レバー式のセミワンタッチアイゼンも使用できるかもしれません。

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(踵部分設けられた突起)

シューレースも、私が現在使っている“何処をどう紐が通っているか分からない”ようなモノでなく、足首部を独立させ、2系統に色分けされたものに変更され、簡単に締まり踵の浮きも抑えられるようになった気がします。
また、レースロックもより使い易くなっています。

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(シンプルで判りやすいシューレースシステム)

それから、以前のこの製品に使われていたビブラムソールは、何故か氷の上で非常にグリップが悪くツルツル滑ったのです。

このニューモデルについては、まだ使っていないので判りませんが・・・、ソールパターンも変わり、また、外見からコンパウンドが変わったようにも見受けられますので防滑性能も良くなっているかもしれません。

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(㊧旧製品のビブラムソール、㊨新しいビブラムソール)

  Deeluxe_xv_10 
(敢えてピンボケで目立つよう撮影した、粒状のコンパウンド?)


やっとインナーブーツの熱成型が終わった段階ですし、行こうと思っていたスキー場が雪不足でオープンが遅れた関係で、今回は外観のみの感想を述べましたが、使用した後に再度レポートをしてみようと思います。

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