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2016年3月 4日 (金)

日本人なら、山でもやっぱり“箸”でしょう!

便利度 :★★★★☆
工作度 :★☆☆☆☆
推薦度 :★★★★☆
危険度 :☆☆☆☆☆

Srzn_2
(今回はただの“お箸”なので期待しないでください・笑)

現役の頃、特に食べ盛りの大学生時代の合宿では食事はまさに戦いでした。
食糧計画でも当時は朝食で一人当たり米0.7~0.8合、夕食で1.1~1.2合が標準でしたから、今から考えると信じられない位の過食メニューだったのですが、それでも合宿の中盤になると皆胃拡張になるのか、その量では満足できず、争うように鍋底のおこげまで掻き取って食べていたのを思い出します。

春・夏の合宿ではこれが3週間も続くので、合宿序盤では早起きで辛かったはずの“食当”も、味見と称しての摘まみ食いができる特権があるので、後半には早く順番が回って来ないかと待ち遠しく思われたほどです。(笑)

山でスプーン&フォークのような食器を“武器”と呼んだのは、まさに山での食事は戦いだったという事なのでしょうか?。
まぁ、“食器”を“武器”と呼んだ理由は、ロシア語でフォークを“ビューケ”と呼んだことに由来すると先輩から聞いたのを覚えていますが定かではありません・・・。

現在でも山用の食器と言えば、まずスプーンやフォークを思い浮かべる方が多いと思いますが・・・。
しかし、何だかんだ言ってもご飯や麺類の多い日本人の場合は、フォークの出番は意外と少なく、やはり“箸”(和武器)の方が使い易いんじゃあないでしょうか?

そこで、私は山にはスプーンに加え必ず箸を持って行きます。
以前は携帯性を考え2分割型や伸縮する箸を使ってみたこともありましたが、一々組み立てたりするのも面倒なので最近は普通の短めの箸を持って行くことが多くなりました。

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(㊤2分割型、㊦伸縮する山用の箸)

そんな折、山でも使えそうな箸を偶々ネットで見つけたので早速購入してみたところ、それまで使っていた物より予想外に良かったのであらためて紹介することにした次第です。

名前は“すべら膳”というフザケタ名前で、外見も変わり映えのしないただの安物のプラスチックの箸ですが、素材は自動車の内装などでも使用されるSPS樹脂という200℃以上の耐熱性を持つ特殊な結晶性プラスチックで、これならフライパンでの調理にも問題無く使用できそうです。(画像↓)

Suberaz_1

また、“すべら膳”との名称の通り、先端部には独特な意匠の凹凸が刻まれています。
まあ、ただの凸凹とは言え、これがけっこう効果的で、饂飩のような滑りやすいものでもビックリするくらい上手く掴むことができるのです。
一日岩を攀って握力を酷使し、腕がパンパンになって箸を握るのもやっとの時の夕食がラーメンだったとしても何とかなるでしょう。

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(予想以上の滑り止め効果がある先端部)

外見は安っぽく見えても、素材や形状は先端技術?を使用していますので、「羊の皮を被った狼」とまでは言えぬものの「羊の皮を被った犬」位の褒め言葉を使っても良い製品だと思います。


さて、この箸・・・、そのままでもいいのですが、私は山での携帯性を考え寸法を2.5㎝程短く詰め、散逸防止の紐を付け、より山道具っぽい雰囲気に改造しました。
私は見栄えを考え、箸の後端中心に細い穴をあけ、側面からやや大きな穴をあけてL字の貫通穴を作って紐を通し一重結びのコブを作って抜けないようにしましたが、普通の菜箸のように上部側面から貫通穴をあけ、輪にした紐で連結するほうが簡単かもしれません。

Suberaz_3 
(紐はこのようにしなくても、ただ穴を開けるだけでもOK)

工作については、画像をご覧になればこれ以上説明する必要は無いと思いますが、この改造でかなり使い易くなります。

やっぱり、山でも日本人のカトラリーは“箸”ですよね!と言う訳で、“すべら膳”自信?を持ってお薦めいたします。

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コメント

(^_^)
理事長さんにかかると普通の箸が普通ではなくなりますね!

我が家は、箸は木製の中央のネジでつなぎ合わせるタイプで落ち着いてるんですが..........
ここ数回の山行で連続してライトマイファイヤーのスプーン&フォークが折れてしまってるので何にしようか考え中です(^_-)

投稿: bp-hiro | 2016年3月 6日 (日) 22時01分

“hiro”さん、まいどです!

ブログネタ不足で普通の「箸」まで記事にしちゃいました。(笑)
でも、やっぱり箸は便利ですよね。
私も以前は、モンベルの伸縮式の箸やエバニューだったか?の組み立て式の箸を使っていたのですが、最近は普通の箸に切り替えました。
今回記事にした箸もなかなか具合が好いので、普段使い用にも買っちゃいました。

では!

投稿: 理事長 | 2016年3月 7日 (月) 08時44分

スノーピーク収集してしまったころ、雪峰祭という限定の箸(チタンで丸型、色だけが限定のブラック)を買いました。
が、しかしその頃は既に転がりにくいチタンで四角型がリリースされてましたのに。
まんまとだまされた感があったのを思い出しました。
その高価な箸は、割り箸・弁当の箸を大事に使う性分の私には、思いっきり使えないのでは使いづらいです。(笑)

投稿: 宙 | 2016年3月28日 (月) 10時13分

〝宙”さん、毎度です!

やっぱり日本人にはフォークより箸ですよね。
だけど山道具メーカーの箸って何であんなに高価なんでしょうね?

投稿: 理事長 | 2016年3月29日 (火) 12時01分

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